導入フェーズ
導入フェーズでは、クライアントへのヒアリングや業務把握をおこなったうえで、RPAの適用箇所を確定します。設計などの上流業務は、コンサルタントや営業がおこなう場合もありますが、RPAエンジニアが設計を含めて行うこともあります。
すばやく導入を進める場合は、テスト開発と検証を重ねながら、細かな修正を繰り返して業務適用まで行うこともあります。このフェーズでは、RPAツールで対応できる部分とできない部分の切り分けが重要になります。
開発フェーズ
開発フェーズでは、実際にRPAを開発していきます。RPAツールを利用したシナリオやロボット構築のほか、クライアント要望や開発要件にそった拡張機能や追加開発を行います。
RPAは、経理や人事、営業、販売など様々な部門で利用されていますが、該当部署や業界の業務知識に詳しいと、シナリオの作成がスムーズになるため、そのような人材は重宝されます。
保守フェーズ
RPAエンジニアが参画する職場として、RPAが稼働した後の保守業務を担当することもあります。業務内容が変更になった場合やエラー・不具合などの修正対応のほか、業務をより効率化、高品質化するための追加開発を行う場合もあります。