Unityとは
Unityとは、米国のUnity Technologies社が開発・販売しているゲームエンジンです。ゲームエンジンとは、ゲーム開発に必要となる音や画像処理の作成を支援し、ゲームの開発を効率化してくれるソフトウェアのことです。 UnityはPCやモバイル、家庭用ゲーム機といったマルチプラットフォームに対応しており、ゲーム開発において幅広く使われています。
初心者でも扱いやすい
Unityの特徴は、初心者でも扱いやすいという点です。Unityはプログラミングが不要で、直感的な操作が可能なUIでゲームを開発することができます。そのため、初心者や子供でも扱いやすく、簡単にゲーム制作を行うことができるというメリットがあります。
ゲーム以外の開発もできる
Unityは、VRやARなどの制作にも向いていることから、ゲーム以外の開発にも用いられます。 例えば、医療分野における手術のシミュレーション、建築分野における建築物設計のシミュレーション、自動車のデザイン設計など、VRやARの技術が必要とされる多くの分野で活用されています。
Unityエンジニアの仕事内容
Unityエンジニアの求人には、具体的にどのような内容の仕事があるのでしょうか。Unityエンジニア求人の仕事内容について説明していきます。
ゲーム開発
ゲーム開発は、Unityエンジニア求人の中で最も多い仕事であるといえるでしょう。最近では、ソーシャルゲーム開発の案件が増えている傾向があります。 ゲームの仕様検討からスタートする案件もあれば、ゲーム全体のプログラミング、ゲームの演出の作成などの開発工程を担当する案件もあります。いずれも、基本的には複数人でチームを組み、数ヶ月にわたって開発に携わることになります。
ゲーム内部の部分的な制作
ゲーム全体ではなく、ゲームの内部的な処理などの部分的な開発を行う案件もあります。例えば、ステージごとのデザインやモーションの処理など、ゲームの一部について制作を行う仕事です。 部分的な制作であっても、ゲームの全体を把握した上で担務を遂行していくことが必要となります。
開発したゲームのテスト・修正・保守
ゲームは開発して終わりではなく、テストを行い、品質を保証した上でリリースされます。また、リリース後もバグの修正、トラブル発生時の対応、ゲームが問題なく動作し続けるための保守なども行う必要があります。 そのため、開発したゲームのテストや修正・保守を行うUnityエンジニア求人案件も存在します。
データ収集・解析や改善
Unityエンジニアの求人には、データ収集・解析や、その結果を受けたゲームやアプリの改善を行う仕事もあります。 具体的には、ゲームやアプリのユーザについて、Unityのデータ解析用のプラットフォームであるUnity Analyticsをはじめとしたツールでデータ収集を行い、解析結果から改善点を導いたり、実際にゲームの改修を行ったりする仕事となります。
ARやVRの開発
前述の通り、Unityはゲームだけではなく、ARやVRの開発にも用いられます。 VRやARのコンテンツ開発、医療分野や建築分野などにおけるVRを用いたシミュレーションなど、ARやVRを開発する案件の内容は多岐にわたります。
Unityエンジニアのフリーランス求人動向・案件傾向
Unityエンジニアのフリーランス求人は、JavaやPythonなど汎用性の高い言語と比べると多くはありませんが、スマホゲームやソーシャルゲーム開発のニーズなどをはじめとして、需要が非常に高まっており、案件数も増えています。
需要の増加に伴って、Unityエンジニア人材は不足しているため、Unityエンジニアはフリーランスエンジニアの中でも高単価案件を獲得しやすい言語であるといえます。。