TableauやBIツールの副業で稼ぐには?最新の副業事情や案件獲得方法を徹底解説!
Tableauは、企業のさまざまなデータを分析・可視化するBIツールの1つであり、直感的なインターフェースや、高度なビジュアライゼーション機能をもち、グローバルで利用される代表的なBIツールとなっています。
近年、多くの企業がBIツールを導入してデータ活用を推進しており、TableauをはじめとしたBIツールを扱うスキルを持つ人材は、非常にニーズが高くなっています。実際に、TableauやBIツールへのスキルを持っている人の中には、副業にもチャレンジしてみたいと考えている人もいるのではないでしょうか。
この記事では、TableauやBIツールの副業を考えている方に向けて、TableauやBIツールの副業人材の需要、単価や案件例、副業案件の獲得におすすめのエージェント、副業のメリット・デメリットなどについて解説します。
目次
TableauやBIツールの副業で稼げる?副業人材の需要とは
データを分析・可視化して経営や業務に活かしていくBIの取り組みは、多くの企業で推進されており、BIツールを導入する企業も増えています。
しかし、実際にTableauやBIツールを利用してデータを活用していくことは、BIツールを使ったことのないユーザにとって、簡単なことではありません。
TableauやBIツールを使いこなすためには、どのようなデータを経営や業務に活用していくかという点を体系立てて整理した上で、実際にデータ分析やダッシュボード作成を行っていく必要があります。
そのようなスキルや経験を持つ人材がプロジェクトに求められますが、多くの企業ではBIに特化した人材を抱えているわけではありません。そのため、TableauやBIツールのスキルを持つ副業人材のニーズが高まっているのです。
TableauやBIツールの副業人材に求められる役割は、BIツールによるデータ分析・可視化だけでなく、BIプロジェクト全体のマネジメントやアドバイザリーなどさまざまです。
週1日〜という副業に適した働き方が可能な案件も多数存在しており、TableauやBIツールの副業人材の需要は非常に高くなっています。
TableauやBIツールの副業案件の案件・単価例
TableauやBIツールの副業案件の単価は、週3日(月60〜90時間)程度の稼働で、月単価70万円〜90万円ほどとなっています。
また、上流工程やプロジェクトリーダーのポジションであれば、月単価100万以上の案件も多数存在しています。
なお、エージェントの副業案件は、実務経験3年以上の経験者であることが前提となっていることが多いため、上記の単価はある程度のスキルや経験があることが前提の参考値として考えてください。
以下に弊社が展開する「BIGDATA NAVI」でご紹介していたTableauやBIツールの副業案件の例を紹介していきます。
【案件例】BIツールを用いたダッシュボード開発
職種 | BIエンジニア |
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単価目安 | 〜90万円/月 |
業務内容 | CDP再構築するにあたりBIツール(TableauまたはPowerBI)ダッシュボード構築業務 |
必須スキル | ・TableauやPowerBIについての包括的な知識 それに基づくご経験 1人称で対応できることが前提 |
【案件例】BIコンサルタントとしてTableauの要件定義~詳細設計、構築、レポーティングおよびデータ基盤構築支援
職種 | BIエンジニア |
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単価目安 | 〜100万円/月 |
業務内容 | 企業のデータ資産価値の向上のため、戦略立案・組織設計、先端技術導入シナリオ策定の課題に対して、コンサルタント(アーキテクチャ設計)として戦略基盤支援 |
必須スキル | ・BI開発経験(Tableau(BI)エンジニア) ・クレンジング、AWSやGCP、bigquery、python等のデータエンジニアリング経験 ・SQLに十分な経験 ・AWS系DB経験 Athena, redshift等 ・クラウド系のDWH経験 ※全て満たしている必要はございません。 |
【案件例】BI活用支援、ユーザトレーニング、人材育成
職種 | BIエンジニア |
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単価目安 | 〜110万円/月 |
業務内容 | BI,ビジュアルアナリティクス、セルフサービスBI を武器としたデータ活用支援 ・ユーザートレーニング、操作にとどまらない人材育成プログラム ・Tableauコンピテンシーセンターのメンバーとしてプロジェクトを担当。 |
必須スキル | BI経験、要件定義 |
▼その他のTableauやBIツールの案件をチェックされたい方はこちらもご覧ください!
TableauやBIツールの副業案件を探すポイント
TableauやBIツールの副業案件は、どのようなポイントを押さえながら探すのがよいのでしょうか。副業案件を探す際のポイントを4つ説明します。
土日や平日夜間の稼働が可能か
本業が別にあり、副業としてTableauやBIツールの案件を探す場合には、本業のある平日昼間を除く時間に稼働できる案件であることが必須となります。
そのため、土日や平日夜間に稼働できるかという点に留意しながら、副業案件を探しましょう。
フルリモート・在宅稼働が可能か
TableauやBIツールの副業をするためには、稼働時間の確保が必要です。
出社が不要となるフルリモート・在宅稼働が可能な仕事であれば、出社にかかる時間も副業の稼働時間にあてることが可能となります。そのため、フルリモート・在宅稼働可の案件を探すとよいでしょう。
案件によっては出社が必須であったり、リモート可と記載されていても、曜日固定などで出社が必要となる可能性もあります。募集要項を確認し、不明点があれば問い合わせなどを行なった上で応募するようにしましょう。
週1~3など稼働日数が副業向きか
副業としてTableauやBIツールの案件に携わる場合、週1〜3日ほどの稼働日数を見込んでおくことが現実的です。
エージェントに掲載されている案件は、週の最低稼働日数が決められているケースがほとんどです。週4〜5日の勤務が前提となる案件も多いため、募集要項をよく確認した上で応募を検討しましょう。
初心者ならクラウドソーシング、経験者ならエージェント利用がおすすめ
TableauやBIツールの案件を探す場合、初心者であればクラウドソーシング、経験者ならエージェントの利用がおすすめです。
クラウドソーシングは、初心者・未経験者でも可能な案件が多く、経験が浅くても応募可能な案件を探すことができます。一方で、案件探し、応募、契約などを全て自身で行う必要があります。
エージェントは、希望やスキルに応じて、案件の紹介、契約や単価交渉などをエージェントが代行してくれるというメリットがあり、単価もクラウドソーシングと比較すると高い傾向にあります。ただし、エージェントでは1年〜3年程度の実務経験が求められる案件がほとんどであるため、基本的には経験者向きとなります。
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TableauやBIツールの副業案件獲得におすすめのエージェント
TableauやBIツールの副業案件を探すことができるエージェントは複数存在しますが、ここでは特におすすめのエージェントを3つ紹介します。
BIGDATA NAVI
BIGDATA NAVIはAI/データ分析領域に特化したエージェントです。TableauやBIツール関連の案件も豊富で、週1日〜稼働のアドバイザリー業務委託案件などもあるため、副業案件を探すことにも適しています。
AI/データ分析の業界に精通したコンサルタントによる案件紹介から、面談、契約後のアフターフォローまで、サポートが充実しています。
また、案件獲得に関する相談だけでなく、副業や独立に向けたキャリアプランなどについてもアドバイスを受けることができます。
レバテックフリーランス
画像引用:レバテックフリーランス
レバテックフリーランスは、IT・Web業界に特化したフリーランス案件を扱うエージェントです。豊富な案件数を誇り、TableauやBIツールに関する案件も多数存在しています。
高単価案件が多く、専門のコーディネータによる希望やスキルとのマッチングの高さ、フォロー体制の充実が特徴です。
特に経験者であれば、条件にマッチした案件の紹介を受けることができるでしょう。
ITプロパートナーズ
画像引用:ITプロパートナーズ
ITプロパートナーズもIT関連の案件を専門に扱うエージェントで、週2〜3日稼働、リモート勤務、フレキシブル勤務など、副業向きの案件を多数扱っていることが特徴です。
スタートアップやベンチャー企業の案件が多く、新しい技術を取り入れている企業の案件が多く存在しているため、そのような環境で仕事をしてみたい方は利用するとよいでしょう。
TableauやBIツールの副業案件で稼ぐために必要なスキル・経験
TableauやBIツールの副業案件で稼ぐためには、どのようなスキルや経験が必要となるのでしょうか。ここでは、高単価の副業案件で求められるスキル・経験について説明します。
データ利活用の提案スキル
クライアントの事業や業務内容を踏まえてデータの利活用を提案し、クライアントと一体となってPDCAを回していくことができる人材は、あらゆる企業で高く評価されます。
決められた要件に従ってTableauやBI環境の構築や可視化をするだけではなく、経営や業務への活用を見据えたデータ分析のアプローチを提案できる人材を目指しましょう。
データ系職種での3年以上の実務経験
TableauやBIツールの高単価案件を獲得するためには、データ系職種で3年以上の実務経験があることが1つの基準となります。
実務経験が3年に満たない場合は、まずは経験を積むことを目的として、あまり単価にこだわらずデータ系職種の案件をこなし、実績を積むことを目指すとよいでしょう。
営業などの非データ系職種との協業
単純にBIツールを扱えたり、データ分析などに携わった実務経験だけでなく、営業職などの非データ系職種の人と協業していった経験があると、高単価案件を受注しやすくなるでしょう。
企業内でデータの利活用を定着させるためには、実際にデータを活用して業務を行う部署との協業が必須となります。
しかし、非データ系職種ではデータの利活用が浸透していないケースが多く、TableauやBIツールの導入に理解を示してもらえない、という問題が往々にして起こります。
そのような状況から協業をマネジメントし、TableauやBIツールの活用を定着化させた経験があると、クライアント企業から信頼を得ることができます。
TableauやBIツールの副業案件で効率的に稼ぐためのポイント
TableauやBIツールの副業案件で効率的に稼ぐためには、どのようなポイントに気をつければよいのでしょうか。以下に2つのポイントについて説明します。
単価が安い案件は避ける
単価が安い案件の受注は避けましょう。副業は仕事に割ける時間が限られるため、単価の安い案件で自身の時間リソースを使ってしまうと効率的に稼ぐことができません。
自身のスキルに合った案件の中で、なるべく高単価の案件を受注できるよう努めましょう。
複数のエージェントを利用する
複数のエージェントを利用して、スキルに応じた単価相場を見積もってもらうことも大事です。
エージェントによって扱う案件の種類や専門性も異なるため、複数のエージェントを利用して、自身に合ったエージェントを知ることが、高単価案件の獲得につながります。
TableauやBIツールの副業案件を行うメリット
TableauやBIツールの副業案件を行うことにはさまざまなメリットがあります。代表的なメリットについて、以下に説明します。
収入アップできる
1つの企業に勤めているだけでは、収入をアップさせたいと思っても、すぐに実現させることは困難です。
しかし副業を行うことで、本業に加えて収入を得ることができるため、目標額に応じて副業を行い、収入アップを目指すことができます。
人脈が広がる
TableauやBIツールの案件に携わることで、本業では関わることのなかった新たなクライアントとの繋がりを得ることができます。クライアントと信頼関係を構築できれば、単価アップや直接契約などをしてもらえる可能性もあります。
また、プロジェクトに参画している他のIT関連の企業や、フリーランス同士の人脈も広げることができます。これらの人脈から、他の案件の紹介をしてもらえるということもあるでしょう。
スキルアップを実現できる
企業に所属して仕事をしていると、特定の仕事でスキルアップしたいと思っても、希望通りのタスクを割り当ててもらえるとは限りません。
TableauやBIツールの副業案件であれば、自身の身につけたいスキルセットに応じて案件を獲得し、キャリアを構築していくことが可能となります。
本業では経験できないような仕事にもチャレンジしながら、スキルアップを実現することができるでしょう。
独立への足がかりになる
TableauやBIツールの副業案件を行うことで、将来フリーランスとして独立するための足がかりを得ることができます。
フリーランスとして仕事を獲得していくためには、自身で案件を探し、受注していくことへの慣れや、継続的な案件獲得のための人脈づくりが大事になってきます。
独立前に副業としてTableauやBIツールの案件を経験しておくことで、独立後の仕事のサイクルや人脈を作っておくことができます。
TableauやBIツールの副業案件を行うデメリット
TableauやBIツールの副業案件を行うことは、必ずしもメリットばかりではありません。以下のようなデメリットもあるため、意識しておきましょう。
休みやプライベートな時間が減る
TableauやBIツールの副業案件は、基本的には本業が休みの日や、就業前後の時間を使って行なっていくことになります。
これまでプライベートにあてていた時間が減ることになるため、自身のライフスタイルをよく考えた上で、無理をしない範囲で副業を始めるようにしましょう。
本業とのスケジュール調整や自己管理が必要になる
TableauやBIツールの副業をする際は、本業とのスケジュール調整も重要となります。本業が忙しい時に副業案件を受けすぎてしまうと、休みを十分に取ることができず、体調を崩してしまったり、本業・副業のそれぞれの仕事に影響が出てしまうリスクがあります。
本業のスケジュールを考慮し、心身の健康を保てるよう、リフレッシュの時間も確保しながら副業を行いましょう。
TableauやBIツールの副業をする場合の注意点
Tableauや BIツールの副業をする場合、しっかりと準備をしておかないと、思わぬトラブルが発生しかねません。あらかじめ以下に挙げたような点に注意して、計画的に副業を始めるようにしましょう。
本業の就業規則をチェックし、副業可能か確認する
本業の就業規則をチェックし、副業可能であるか確認した上で、Tableauや BIツールの副業を始めましょう。
副業を認めていない企業や、事前に副業を申請し、許可を得る必要がある企業も多いため、就業規則を確認せず副業を始めてしまうと、トラブルになるリスクがあります。
スケジュール管理を徹底する
スケジュール管理を徹底し、最初は無理のない範囲から副業を始めるようにしましょう。最初から案件を入れすぎると、体調を崩してしまったり、成果物の品質低下や納期遅れなどに繋がってしまう可能性があります。
TableauやBIツールの副業案件では、個人の信用も重要であるため、今後の案件獲得に影響が出ないように気をつけなければいけません。
長く副業を続けていくために、ひとつひとつの案件を確実にこなせるペースで副業を行なっていくことが大事です。
確定申告に備えておく
本業で安定した収入を得ている場合、基本的には副業の収入が20万円を超えると確定申告が必要となります。
個人としてTableauやBIツールの副業を行う際には、確定申告に備えて収支の管理などをしておく必要があるため、あらかじめ確定申告に必要となるものを調べた上で副業を始めましょう。
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