JavaScriptでフリーランスになるために必要なスキルを紹介

「今の会社に居続けてスキルが伸びるのだろうか?」「もっと働きやすい環境で収入を増せないか?」あなただけではありません、誰もが一度は考えるものです。
組織に頼らず、一人の開発者として評価を受け安定した収入を手に入れる。 これを実現する手段として、市場価値の高いJavaScriptフリーランスを目指してみませんか。
JavaScript案件は未経験者に対しても求人数が多く、高単価かつリモートワークも可能、Web開発からスマホアプリ開発、ゲーム開発まで対象も豊富です。 この記事を読み終えた頃には、あなたもJavaScriptでフリーランスになるために行動を起こすことでしょう。
目次
JavaScriptのスキルでフリーランスになることはできる?

実は、フリーランス案件の中で非常に需要が多い言語の一つにJavaScriptが入っています。JavaScriptでフリーランスになり、高い収益獲得を目指すあなたが知っておくべき事をこれから一緒に学んでいきましょう。
フリーランスのJavaScriptエンジニアに関する状況
ここでは、フリーランスのJavaScriptエンジニアの仕事内容、案件の特徴、年収相場そして将来性に関して見ていきましょう。
JavaScriptフリーランスエンジニアの主な仕事内容
JavaScriptフリーランスエンジニアの主な仕事内容には下記が挙げられます。
- Webサイト開発
- Webアプリケーション開発
- スマホアプリケーション開発
- ゲーム開発
それでは詳しく解説していきます。
Webサイト開発
Webサイトの動き、利用者からの入力データを受け取る等のWeb画面の挙動を作る作業です。JavaScript言語だけではく、HTMLやCSS等も駆使してWeb画面全体の構成や動きを実現させます。
└H4:Webアプリケーション開発
利用者からの入力データ等をもとに動くビジネスロジックや、任意のデータの収集加工に特化したサービスの作成。また、画面への入力や出力操作に関して、ユーザビリティを考慮し、業務効率化を支援するためのアプリケーション開発になります。
スマホアプリケーション開発
スマホに特化したアプリをJavaScriptで作成できるようになったことで、機種毎の開発スキル獲得に時間を割くことなく多様な機種へ対応したアプリの開発は、javaScriptだけで実現可能となりました。スマホの普及や情報のデジタル化を背景に需要が大きく伸びています。
ゲーム開発
シンプルなミニゲーム等はJavaScriptでも開発可能です。最近はゲームのプラットフォームが専用機器以外にスマホでのゲームも普通に利用されている状況なので、ライトなゲームをJavaScriptで作成する機会はますます増えています。
JavaScriptフリーランスエンジニア案件の特徴
JavaScriptのフリーランス案件の特徴として下記が挙げられます。
- 在宅・リモート案件が豊富
- 短期間の案件も豊富
- JavaScriptに加え他の言語も必要
- 案件単価の幅が広い
それでは詳しく解説していきます。
在宅・リモート案件が豊富
Web開発やスマホアプリ開発と相性が良いJavaScript案件は開発環境を揃えやすい上に最近はクラウド環境での開発や納品も多く、開発拠点を設け技術者を特定の場所に集めることなくリモートでの作業が可能な案件が増えてます。
短期間の案件も豊富
スマホのミニゲーム、1、2ページほどのWeb画面のUI改善等短期間での作成を想定した案件。また、稼働日数をフルタイムではなく2、3日/週として契約できる案件もあります。また、テスト工程の案件では、ある特定の機能のテストに絞った案件もありますので、これらも短期の案件として各求人サイトにも多数掲載されています。
JavaScriptに加え他の言語も必要
Web開発ではページのデザイン構成も考慮すると、言語としてHTMLやCSSの理解もある程度欲しい所です。また、Webアプリ開発では、DBとの連携や外部APIの活用を行う上でjQueryやJSONの理解があると有益です。
案件単価の幅が広い
JavaScriptフリーランスエンジニアといっても、スキルによって単価は大きく変ります。 どのくらいのスキルの人がいくら位の単価で仕事を受注しているかを表にまとめてみました。ご自身の現在レベルにあてはめてみてはいかがでしょうか。おおよその金額感はつかめると思います。
JavaScriptフリーランスの経験レベル毎月月収
経験レベル | 月単価 |
---|---|
ジュニアSE(実務0~2年) | 20〜50万円 |
ミドルSE(実務3~5年) | 50〜70万円 |
シニアSE(5年以上) | 70万円〜 |
JavaScriptフリーランスエンジニアの年収相場
以下表に各経験レベル毎の想定年収を示しました。経験レベルによって幅があります。ご自身の現在のレベルを確認してあてはめてみてください。
リーランスJavaScriptエンジニアの年収目安
経験レベル | 年収 |
---|---|
実務未経験者 | 240〜360万円 |
実務経験1年〜3年 | 360〜500万円 |
実務経験3年〜5年 | 500〜700万円 |
実務経験5年以上 | 800万円前後 |
参照元:https://www.foster-net.co.jp/media/javascript-anken-tanka/
JavaScriptフリーランスエンジニアの今後の需要や将来性
高い市場価値:JavaScriptは、Web開発においてなくてはならない言語であり、特にUI周りの開発で広く使用されています。さらに最近では企業システムのバックエンド処理(サーバサイド)への適応も多く、JavaScriptエンジニアの需要は一定量が継続し、今後も安定して続くと予想されています。
また、企業内においても普及しているモバイル端末は機種やOS毎に開発環境や開発言語を用意する・学習する必要がありましたが、Web技術を活用して機種間の差異を埋める(共通のソースコード利用等)為に、JavaScriptの活用がスマホアプリの開発でも注目を浴びてます。 昨今のモバイルファーストという開発の流れを見ても需要が増えることあっても減る要素はないと言えます。
人数の多さ:JavaScript採用の案件はシステム開発求人の10%を占め、プログラミング言語の中でトップクラスとなっています。※2025/4/3時点クラウドワークスにおける案件数
技術への適応:React、Vue.js、Angularといったモダンなフレームワークや、TypeScriptといったJavaScriptをベースにしたフレームワークの普及により、これらに精通したエンジニアの需要も高まっています。JavaScriptの派生、新たなフレームワークの登場が続き、JavaScriptからの移行ではなく、JavaScriptの適応範囲を広げる流れが継続している限りは言語としての寿命はまだまだ先の様です。
収入面での将来性高収入の可能性:
JavaScriptエンジニアの平均年収は700~800万円と報告されており、経験やスキルによってはさらに高収入を得ることも可能です。
IT化、デジタル化が欧米に比べてまだ低い日本においては今後さらに需要が増えることが見込まれます。需要(案件)と供給(IT人材)に大きなGAPがある以上単価も一定のレベルは維持されると思われます。
フリーランスの優位性:需要が多く、その案件の多くがリモート作業を認めているので、地方在住の方でも対応できる、通勤にかかる時間は無い、業務委託契約案件であれば仕事の時間をある程度セルフコントロールが可能。等フリーランスならではのメリットを授与できます。
また、企業人特有の雑務がなく、案件や周辺技術動向調査に時間を注げるフリーランスなら最新の技術をタイムリーにキャッチアップし案件受注に向けた技術獲得、さらに手に入れた技術力を案件で発揮できます。
リモートワークの普及:フルリモートで働ける案件率が高く、地方在住の方でも、物理的な制約を受けずに高単価の案件に参画できる可能性が高く今後もこのトレンドは継続すると思われます。
今後の展望技術の進化と多様化:
JavaScriptは、AI・機械学習分野での活用や、WebAssembly(Wasm)の発展により、さらに活躍の場を広げています。 Wasmとはブラウザ環境で処理速度を高速化する技術であり、従来JavaScriptで実装していた機能の一部をWasm化して、JavaScriptからWasmを呼ぶ事で処理を高速化できるのです。
このように新たな技術を組み合わせてWebアプリ開発をする等、JavaScript単体ではなく多様な技術を取り込み今も技術進歩が継続しています。
IT人材不足の継続:日本ではIT人材が慢性的に不足しており、令和3年度版の情報通信白書においても、企業の89%が「IT人材不足を感じている。」と報告され、経済産業省からは「IT人材需給に関する調査 調査報告書」にて、2030年に最大で79万人不足する可能性があると報告されています 。
JavaScriptエンジニアもその例外ではありません。したがってこの状況は、今後も続くと予想されています。
JavaScriptフリーランスエンジニアに必要なスキル

フリーランスとして案件を獲得し収益を手に入れる為には、プログラム作成能力だけではなく、IT全般的な知識からプロジェクト管理知識まで幅広い分野の知識スキルを求められますのでひとつづつ見ていきましょう。
ハードスキル
IT全般に関する専門知識
WEB機能と相性が良いので、インターネット、ネットワーク、WEB等の知識獲得が望ましいです
JavaScript以外の言語の専門知識
HTML、CSS、Jquery、Jsonの理解が望ましいです。また、昨今の生成AI進化も無視できないでしょう。生成AIに対するプロンプトの設計実装スキルは是非獲得しておきたいです。
UI/UXなどWebに関するスキル
総務省の「みんなの公共サイト運用ガイドライン」「総務省ウェブアクセシビリティ方針」デジタル庁の「デザインシステム」等を一読おすすめします。求めるスキルに必要な知識情報を確認できると思います。
また、公的機関が発行しているものなので各標準化機関のガイド要件も満たしてるものが多く、多くの企業が準じていると想定して良いです。
コーディングスキル
これからJavaScriptを学びたい人なら、Paiza、Progate、ドットインストールを活用して学習するのがおすすめです。ある程度理解できたら、MDN Web Docs(Mozilla公式)、JavaScript.info等で、より実践的なスキルの獲得を目指しましょう。
CMS構築スキル
CMSとはContentsManagementSystemの略です。Webサイトをゼロベースで設計することなく、コンテンツを管理・更新が可能な機能があらかじめ用意されているシステムです。
従ってサイト構築の専門知識が無くても、利用しているCMSに載せたいコンテンツ(文章、写真等)を配置する等でサイトが作れます。さらに、オリジナリティを出す上で、サイトのユーザビリティ向上の為操作性や機能を充実させるためにJavaScriptが利用できます。
さらに、CMSそのものの機能を拡張したい場合においてもJavaScriptにて実装する等CMSの構築だけでなく、維持運用工程においてもJavaScriptの知識理解は役に立ちます。
ソフトスキル
自己管理能力
フリーランスで在宅作業となる為、自己管理はしっかり行う必要があります。納期、作業環境セキュリティ、個人・機密情報の適切な管理、コンプライアンスなど、周りの監視が無いことで慢心せず、しっかり対応することが必須です。
高いコミュニケーション能力
第三者との会話が無いままの作業では得てして期待と異なる結果になっていても気が付かないまま納期を迎えてしまう事も少なくないです。
疑問に思ったことは遠慮せず、思い込みでの作業とならない様にコミュニケーションを絶やさない様にしましょう。どんな案件でも、Zoom、Teams、Google Meet、Slack、CahtWorkといったコミュニケーション手段が提示されているはずです。うまく活用して齟齬が起きない様にすることが大切です。
問題解決能力
作業過程で問題が起きた時は、その問題の事象をしっかりとらえ、原因究明、対策立案、対策実施を行いましょう。
クライアントに相談する上でも上記が整理できていることでより適切なアドバイスを受けられる可能性が高くなります。 また、コミュニティへの相談においても同様です。解決したら記録に残し再発防止策、ナレッジとして蓄積活用していくことをおすすめします。
案件を取る営業
需要が多いとはいえ、漫然と待っていても案件獲得はできません。 あなたと同じようにJavaScriptでフリーランスになりたいと考えている人はたくさんいます。その中であなたを指名したくなる状況を作る必要があります。
発注者が、あなたがどんな経歴でどんな人なのかを調べる時に、ポートフォリオを探すことでしょう。クラウドソーシングサイトやエージェントサイトにも必ずポートフォリオページが用意されています。
もちろん独自でサイトを立ち上げてポートフォリオページを用意しても構いません。どちらにしろ発注者は、あなたの事を知りたがっていて、その手段の一つとしてポートフォリオを読むはずです。
したがって、ポートフォリオは発注者が興味や関心を持つような工夫と情報提供が必要です。そして、新規案件を見つけたらいかにその案件に自分が最適なのかを伝える(売り込む)ことです。
新しいことを学ぶ姿勢
JavaScriptを使った案件もWEB画面の動きを提供するスクリプト言語から画面のユーザビリティ向上、WEBアプリとしてのロジック提供、スマホアプリ開発への適応など時代とともに新しい利用方法が開発され進歩しています。
新しい技術動向をウォッチし自身のJavaScriptスキルにどう活用できるか、そのために何を学べばよいかを、常に興味関心をもって学び続けてください。新たな発見はあなた自身の付加価値向上に役立つはずです。
それによってより高い報酬を受け取るチャンスが高くなるでしょう。
JavaScriptの高単価フリーランス案件を獲得するために必要なスキル・経験
案件を獲得するためには、JavaScriptスキル以外でも付加価値を手に入れることが重要です。ここでは、JavaScriptから派生した各種フレームワークの理解から上流工程、マネジメント知識に関して見ていきましょう。
フレームワークのスキル
JavaScriptには様々な種類のフレームワークが存在します。フレームワークとは、任意の機能を提供するアプリケーションの枠組みであり、例えばフロントエンド系のフレームワークには、UIを効率的に構築できる枠組みがそろっており、開発者はゼロベースで開発せずにフレームワークを活用することで効率的に、一貫性のあるUIを実装可能となります。
もちろん、すべてを使いこなすというよりは、ご自身のやりたいこと、できることに応じて最適なフレームワークの理解と学習をしてください。
以下に、代表的なフレームワークをカテゴリー毎に表にしました。
種類 | 内容 | 代表例 |
---|---|---|
フロントエンド系 | UIを効率的に構築する | React. Vue.js, Angular |
アニメーション/UI系 | 軽い動きや演出を簡単に実装 | GSAP, Anime.js, Three.js |
フルスタック系 | フロント&バックエンド一体化 | Next.js, Nuxt.js, Meteor |
UI/UXに関する理解
JavaScriptはHTMLでのWebサイト設計に対して利便性を向上させる為に用意された言語機能であり、UI/UXとは相性がよく、実際に主要なフレームワークを見ても、いかにしてUI/UXを向上させられるかを盛り込んだものが多数あります。
UI/UXを理解することはJavaScriptでの案件対応では必須であり、そのスキルを持つことで最適なフレームワークの選択が可能となり、結果として高いユーザビリティのサイトが設計できるスキルの獲得につながります。
サーバーサイドについての理解
利用者が求める情報を画面に表示する上で、クライアント端末での処理が適切ではないものもあります。例えば大量のデータを分析、検索し抽出する機能、システムの基幹となるビジネスロジックの実装等があります。
これらはサーバ側に実装されることが多く、この実装にJavaScriptを利用する事もあります。サーバーサイド機能を実装できるスキルを身に着けることで、WEB画面の設計だけではなく、サーバーサイドの設計にも携われるチャンスが獲得できます。
上流工程の経験
プログラミングという作業も、それだけで存在するものではなく、以下のような流れの一部です。
- 企画
- 設計
- 構築
- テスト
- 導入
具体的には「③構築」になります。つまり、「①企画」、「②設計」が上級工程といえますが、この上流工程では、顧客ニーズを抑えて、それを達成するためにどんなものが必要なのかの設計をおこないます。
したがって「①企画」,「②設計」の理解は「③構築」の作業においても大切な要素です。また、企画内容、設計全般を理解していると「③構築」担当であってもプロジェクト全体を俯瞰してみることが可能となり、全体の中で自身の担当分野に「何を期待されているか」を理解したうえでのプログラミング作業に対応できます。
マネジメントの経験
マネジメントの経験や知識があれば、開発案件をこなしながら複数のエンジニアの作業をチームとして管理するという新たな役割を受けるチャンスがあります。
経験は実務をこなさないと手に入れることは難しいですが、知識であれば、情報処理のPMやPMBOK等を受講して資格をとるという方法もあります。
資格は案件獲得や営業活動をする上で「私はこういうスキルを保有してます。」という証明になるので、無冠に比べてはるかに有利でしょう。また、実務でも資格でも、学んだ知識は案件対応作業の中でも活用できるものです。
- 人材の管理
- 時間の管理
- 資源の管理
- 予算の管理
- リスクの管理
いずれもマネジメントの要素ですが、これらは1個人の作業においてもしっかりと管理しておくことが望ましいものばかりです。マネジメントの経験や知識はフリーランスの個人作業においても役立ちます。
業務未経験からJavaScriptフリーランスエンジニアになる方法
未経験であってもJavaScriptフリーランスエンジニアになる方法はいくつかあります。案件の獲得、学び方等をこれから順を追って見ていきましょう。
未経験OKのフリーランス案件に応募する
クラウドソーシングサイトには「未経験者可」という案件もあるので、その案件に応募して受注するという方法があります。
もちろん、未経験者を対象としているので作業開始前にレクチャーやガイドがあるはずです。初心者だからこそ、このレクチャーやガイド内容はしっかり頭に叩き込んで、次回は経験有という肩書で案件獲得できる様頑張ってください。
また、未経験可案件であっても開発行為を伴います。開発を行なう以上はしっかり学習して仕事の対価に見合った成果物を作ることを心がけてください。 そして、未経験者可の案件なので、収益を望むよりは、実績を積むという位置づけで案件をこなすほうが良いです。実績ができれば収益はあとからついてきます。
プログラミングスクールで学ぶ
通学、オンラインどちらもありますがここではオンラインの学習を見てみましょう。まず、オンラインのメリットとして時間を自由に選べる。その為、自分の主たる活動(学業、仕事)との衝突を避けられる。があります。
デメリットとしては対面ではないので聞きたいことをその場で確認できないというもどかしさはありますが、WEB会議、チャットボット、アーカイブ動画情報等を活用することでかなりの疑問点が解消できると思います。
専門学校や大学で学ぶ
即戦力的なスキル以上に、情報処理工学を体系的に学びたい方は学校に通う事をおすすめします。
期間も2年〜4年と長く、学ぶ内容はプログラミングに特化したものではなく、体系的な学問としての学びなので「遠回り」と感じるかもしれません。 将来のプランとしてプログラミングだけではなく学問として学び、IT業界で活躍したい方にお勧めです。
未経験OKの会社に就職する
実は私自身もほぼこのパターンで、個人的にもおすすめです。採用した側にとっても、「一日も早く実務ができる様になってほしい」が本音です。
良い意味でしっかりと現場での教育を受けられるのです。また、できたことに対しては評価(報酬)という目に見えた結果が伴うこともモチベーションのアップにつながることでしょう。
フリーランスJavaScriptエンジニアの案件の探し方
案件の探し方にも色々な探し方があります。隙間時間の副業を探しているのか、フリーランスとして独立できるレベルの案件を探しているのかなど条件にあった探し方があります。
求人サイト
doda、indeed等があります。エンジニアリングに特化したものではなく、あらゆる職種の一つとしてエンジニアの求人が掲載されていますが、社員としての雇用ではなく、業務委託契約案件として開発案件が掲載される場合も多々あります。
また、フリーランスに特化した求人サイトであればクラウドテックがおすすめです。このサイトの求人はほぼ100%IT系で、ほとんどが開発系案件です。雇用形態は正社員契約、パート、アルバイト契約、業務委託など様々ですが開発業務を探している場合はおすすめです。
フリーランスエージェント
フリーランスエージェントとは、個人事業主としての業務委託契約を対象にした仕事のマッチングサイトです。前出の求人サイトが比較的、正社員、契約社員、派遣、アルバイトの求人に主眼がおかれているところと大きく違います。
主なフリーランスエージェントとしては以下のようなものがあります。
自己裁量で働く時間を決められるという働き方を希望の方にはフリーランスエージェントサイトでの仕事探しが向いています。
クラウドソーシングサイト
クラウドソーシングサイトに掲載される仕事は主に初心者~中級者をターゲットとした単発案件が多いのが特徴です。
その分、単価も安い傾向がありますが、ちょっとした空き時間での副業を考えている方におすすめです。日本のクラウドソーシングサイトといえば、クラウドワークス、ランサーズの2社が有名です。
クラウドソーシングで実績を作って、フリーランスエージェントでさらに上の案件を獲得してみてはいかがでしょうか。
SNSでエンジニアの募集を探す
案件毎にSNSで求人を出す企業もあります。もちろん、前出のフリーランスエージェントやクラウドソーシングサイトが特定の案件に対する求人をSNSに流す場合もありますのでそれぞれをうまく組み合わせて活用して、案件を精査するのもよいでしょう。
知人・友人からの紹介
このパターンが一番安心かもしれません。ある程度あなたのスキルレベルを理解している人からの紹介であれば、信用度も高いでしょうし、クライアントから見ても。大勢の不特定多数の応募者と面談して選ぶことをかんがえたら信用できる知人から紹介された人材のほうが安心です。
まとめ
いかがでしたでしょうか? 未経験者や初心者の方にとっても決して越えられないハードルではないことが理解できたかと思います。
IT人材不足は慢性的であり、業界はあらゆる手段で新たな人材確保に必死です。誰よりもIT業界があなたの「第一歩」を待っているのですから。この機会に、ぜひJavaScriptのフリーランスとしてスタートしてみましょう。

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