フリーランス求人を探すセールスエンジニアの副業は稼げる？単価相場や実際の案件を紹介
セールスエンジニアが副業をしたとき、どれくらい稼げるのでしょうか。セールスエンジニアの中でも、プログラミングやAI技術など、需要の高い技術を持つエンジニアには副業案件も多数あり、稼げる可能性があります。
報酬が高すぎる案件も、低すぎる案件も、案件情報からは読み取れないリスクが潜んでいる可能性がありますので注意が必要です。
この記事では、セールスエンジニアの副業案件の相場や、相談できるお勧めのエージェントサービスなどを解説しています。
セールスエンジニアとして副業をお考えの方はぜひ、こちらの記事を参考にしてみてください。
目次
セールスエンジニアの副業案件の単価相場
セールスエンジニアの時給単価は、最低でも2,000円以上と言われています。さらに高度な技術力を必要とするものや、受け身ではなく主体的な業務遂行を行う内容となると、3,000円以上になる副業案件もあります。
元々ITエンジニア職の中でも、技術力だけでなく提案力や、高いコミュニケーション力などが求められるセールスエンジニアは、収入レンジが高めです。
そのため副業の場合でも、そのスキルや経験が生かされる業務であれば、単価も高くなっていきます。
セールスエンジニアの副業に関する案件の種類
セールスエンジニア向けの副業として、案件の種類を3つ紹介します。 ここでは、プログラミングやアプリ開発の技術に明るいセールスエンジニアを想定しています。
Webサービスの作成
昨今、大企業だけでなく中小企業や個人商店でさえも、Webサイトは重要な集客ツールです。 顧客獲得のためには、よくある単純なサイトではなく、魅力的な機能を持つサイトにしたいというニーズがしばしば発生します。
Webコンテンツ自体の製作代行となると、一般的にはWebライターやWebデザイナーの仕事となりますが、Webサービス基盤としての開発やカスタマイズは、Webエンジニア案件になります。 このようなWebエンジニア向けの案件は数多いため、応じるスキルのある方であれば、コンスタントに稼ぐことができるでしょう。
プログラミング指導
人に教えられるほどにプログラミングに精通しているエンジニアであれば、プログラミン指導という案件もあります。
プログラミング技術を身につけたい人は増えていますが、独学で学ぶのはなかなか難しいため、プログラミングの指導やチェックをしてほしいというニーズがあるのです。 指導といっても対面でのスクールだけでなく、最近はオンライン指導という形態もよくあるので、条件さえ合えば在宅で隙間時間にできるというメリットがあります。
アプリケーション開発
スマートフォン向けのアプリケーション開発のスキルを持つエンジニアであれば、こちらもニーズがあり、副業案件も多いです。
汎用性が高いアプリを開発して、アプリストアで販売しても良いですし、副業募集のサイトなどで、個別の依頼を見つけるのも良いでしょう。
なお開発案件の場合、その後のメンテナンスの依頼も合わせて受注できる可能性もあります。
セールスエンジニアの副業案件例
実際にどのようなセールスエンジニアの副業案件があるのか、気になる人もいるでしょう。ここからは、副業の案件例をいくつかご紹介していきます。
案件例｜デモの実施、モックなどの作成
| 内容 | |
|---|---|
| 職種 | セールスエンジニア |
| 単価目安 | ～￥1,300,000/ 月 |
| 業務内容 |
【営業支援】 ・営業と連携した技術営業の実施 ・顧客に応じた提案資料の作成 ・デモの実施、モックなどの作成フォロー 【プロフェッショナルサービス実施】 ・オンプレミスのファイルサーバ運用を把握して、クラウドサービスへ移管する最適な提案実施 ・オンプレミスからクラウドサービスへの移行計画・設計・実施 ・導入支援の提供及び顧客問い合わせ対応 |
| 必須スキル |
・インフラ構築・サーバー移管業務経験をお持ちの方 ・顧客折衝のご経験 |
案件例｜コールセンター向けサービスの拡販支援
| 内容 | |
|---|---|
| 職種 | セールスエンジニア |
| 単価目安 | ～￥950,000/ 月 |
| 業務内容 | コールセンター向けサービスの拡販支援 |
| 必須スキル |
・コールセンター/コンタクトセンターの業務知見 ・コミュニケーション力（お客様から正確に要件を聞き出す能力） ・セールスエンジニア/プリセールス経験 |
案件例｜大手ふるさと納税のプロダクト開発
| 内容 | |
|---|---|
| 職種 | セールスエンジニア |
| 単価目安 | ～￥750,000/ 月 |
| 業務内容 | 技術担当者としてパートナーとの折衝、開発部門との連携業務 |
| 必須スキル |
・toC向けのWebサービス、または決済サービス等の開発経験 ・テクニカルディレクター、システムエンジニア、セールスエンジニアなどの経験 ・周囲を巻き込み主体的に業務を推進できる方 |
高単価のセールスエンジニア副業案件を獲得するには
セールスエンジニアが副業をしたいと考えたとき、高単価の案件を受注できるようにするには、どうしたらよいのでしょうか。高単価案件を獲得するために、あると良いと考えられるスキルや経験を紹介します。
複数のプログラミング言語スキル
開発案件の場合、使用するプログラミング言語によって案件単価も異なる傾向がありますが、ほとんどの案件は指定された言語を使用する必要があります。
また、好まれるプログラミング言語には流行りもあります。 流行りだした言語を扱えるエンジニアの数が需要に追い付いていない時には、市場原理として高単価になりがちです。
条件のよい副業案件を獲得するには、シェアの高い定番の言語はもちろん、それに加えて流行りの言語を使えるようにしておくと良いでしょう。
初期段階から開発に携わった業務経験
副業で開発案件を受注した場合でも、仕様変更の要望が後出しされることがよくあります。
要件定義から開発に携わった経験のないプログラマの場合は、言われるがままにクライアントの後出し要件に従って作業をしてしまい、結果的に想定外の工数がかかってしまうというようなケースもあります。 開発案件の販売経験のあるセールスエンジニアであれば、ある程度の経験知もあるとは思いますが、経験が少ないと想定外の要望への対応方法に苦慮してしまうこともあるかも知れません。
いずれにしても、開発の一連の流れや確認ポイントをしっかりと理解した上で、契約前に想定される内容を洗い出してクライアントと合意をしておくことが大事です。 その結果、無駄のない業務につながり、結果として高単価な仕事となることでしょう。
セールスエンジニアが副業案件を獲得するメリット
セールスエンジニアが副業案件を行うことによるメリットを3つご紹介します。
経験・スキルアップ
例えばアプリ開発のサービスを販売支援するセールスエンジニアの場合、アプリケーションエンジニア職から転身した経歴を持つケースもよくあります。
副業でアプリ開発を続けることで、新しい技術に対するスキルのアップデートができ、本業での提案力に結び付く効果が期待できるでしょう。
また、副業での案件では基本的に一人でクライアントとの関係構築を行う必要があるので、プレゼン力や交渉力も上げられる効果が期待できます。
収入アップに繋がる
余暇を利用するような軽いお小遣い稼ぎ程度の副業であっても、既に持っている技術を活用するのであれば、丸々収入アップになります。
また、自己投資として技術習得のためのコストが多少かかったとしても、その後の本業及び副業に活かせる技術であれば、セールスエンジニアの単価は高く需要もあるので、すぐに回収できるでしょう。
フリーランスとして独立の足掛かりになる
副業によって、本業では関わらないような、様々な業種のクライアントと知り合う機会を得られる可能性があります。
いずれフリーランスとして独立を考えている場合には、副業案件を通して一緒に仕事する仲間を見つけたり、独立の足掛かりとなるような経験ができるかも知れません。
セールスエンジニアの副業探しにおすすめのエージェントサービス
セールスエンジニアが副業を探す際におすすめできる、エージェントサービスを４つご紹介します。
BIG DATANAVI（エッジテクノロジー株式会社）
引用元：『BIGDATA NAVI』
AI関連やデータ分析の高単価案件が豊富にある
低稼働やリモート案件など柔軟な働き方ができる案件がある
業界に精通したスタッフによる手厚いサポートが受けられる
レバテックフリーランス（レバレジーズ株式会社）
引用元：『レバテックフリーランス』
業界最大級の案件数を保有している
高単価案件を紹介してもらえる
フォロー体制が充実している
スキル次第でスカウトを受けられる
福利厚生が充実している
ITプロパートナーズ（株式会社Hajimari）
引用元：『ITプロパートナーズ』
自分の希望に合った働き方を実現できる
エンド直の高単価案件が多数ある
専属エージェントによるサポートを受けられる
HiProTech（パーソルキャリア株式会社）
引用元：『HiProTech』
企業と直接契約できる
柔軟な働き方ができる
高単価・非公開案件が多数ある
IT職種に幅広く対応している
サポート体制が充実している
それぞれに特徴や得意分野があるので、比較しながら自分にあったエージェントを見つけると良いでしょう。 また、扱っている案件も異なるので、複数登録しても問題ありません。基本的に4つとも、ワーカー側に費用はかかりません。
エージェントサービスは、案件成立の際にクライアント企業から手数料などの報酬を得る形で運営しています。そのため、希望する仕事に対する経験やスキルがあるエンジニアは、積極的なサポートが受けられると期待できますので、活用してみてはいかがでしょうか。
セールスエンジニアの今後の需要や将来性
IT先進国であるアメリカにおいては、セールスエンジニアが多く活躍しています。 一方日本の場合、エンジニアの数が不足していることもあり、成約前にエンジニアが直接顧客対応を行うことは、必要最小限とするスタイルが一般的でした。
しかしIT商材を販売する場合、提案初期段階からセールスエンジニアが入る方が、営業成果も上がりやすいというメリットがあり、そのような体制を組む企業が増えてきました。 また昨今は、大企業だけではなく中小企業にもDXが推進されていることもあり、IT技術に明るくない担当者がIT商材の問い合わせをしてくるというようなことが増えてきています。
そのため、技術要件を平易でわかりやすい言葉で伝える提案力やコミュニケーション力が必要となる商談が増えている状況があります。 このような背景から、セールスエンジニアへの需要はさらに高まっていくことが予想されており、将来性の高い職種であると言われているのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
この記事では、セールスエンジニアの副業の単価や案件獲得方法などについて解説してきました。
セールスエンジニアの副業案件は、比較的高単価ですので、短い時間でも効率的に稼げる可能性がありますし、スキルアップにつながる効果も期待できます。案件獲得方法に迷った時には、エージェントサービスを利用するのも良いでしょう。
セールスエンジニアの需要は増え、将来性があると言われておりますが、他のITエンジニアと同様に、常に技術や情報のアップデートが求められる職業です。 副業を通してスキルアップをすることで、市場価値を上げる効果も期待できるので、興味のある方はぜひ、チャレンジしてみていただければと思います。
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