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QAエンジニアとテストエンジニアの違いは?

QAエンジニアとテストエンジニアの違いは?

QAエンジニアとテストエンジニアの6つの違いを解説します。2つの職種は「役割」「仕事内容」「求められるスキル」「キャリアパス」「向いている人」「平均年収」が異なるため、エンジニアのキャリアパスを描くためによく理解しておきましょう。この記事では年収アップする方法まで解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。

QAエンジニアとテストエンジニアは混合されやすいです。どちらの職種もシステムやアプリの動作テストを行いますが、違いは何なのでしょうか?QAエンジニアとテストエンジニアはキャリアパスが変わってくるため、2つの職種の違いについて理解をしておきましょう。今回はQAエンジニアとテストエンジニアの違いについて解説します。

QAエンジニアとテストエンジニアの主な役割と仕事内容の比較

QAエンジニア テストエンジニア
役割 システムやアプリの品質保証 設計書通りのシステム開発
仕事内容 テスト計画の作成
テストの実行
レポート作成と結果報告
テスト結果の分析と修正依頼
テストの計画
テストの実行
レポート作成と結果報告
テスト結果の分析と修正依頼

QAエンジニアとテストエンジニアは、役割や仕事内容が違います。ここでは、2つの職種の役割と仕事内容について詳しく解説します。

QAエンジニアの主な役割

QAエンジニアの主な役割は、システムやアプリの品質保証です。

システムやアプリが完成した後にで「要件・仕様テスト」「性能テスト」「負荷テスト」「動作テスト」「セキュリティテスト」を行います。仕様通りにシステムやアプリが動作するかだけでなく、ユーザーが満足できるかなども検証も欠かせません。検証結果をフィードバックして修正してもらい、品質の高いシステムやアプリに貢献します。

QAエンジニアの仕事内容

QAエンジニアの仕事は主に4つあります。

テスト計画の作成

開発プロジェクトが立ち上がった際に、システムやアプリの特性を考慮したテスト計画書を作成します。 テスト計画書を作成する場合も要件を整理することが大切です。「テストの対象と範囲」「テストを実施する上での重要項目」「想定される課題・リスク」など要件を整理しておくことで、テストを実施するために必要なリソースを明らかにできます。

テストがスムーズに行われるように必要なリソースを手配しましょう。また、システムやアプリの品質水準を数値で測定できるように、テスト計画書に落とし込んでおくことも大切です。

テストの実行

システムやアプリが完成後にユーザー環境を構築した上で「要件・仕様テスト」「性能テスト」「負荷テスト」「動作テスト」「セキュリティテスト」を行います。

QAエンジニアがテストを実行するのは、システムやアプリが完成後です。つまり、システムやアプリのリリース前のテストとなるため、十分な時間を確保できないことが多く見受けられます。そのような状況でも、多角的な視点でテストをして、システムやアプリの品質を上げていきます。

レポート作成と結果報告

システムやアプリのテスト結果をレポートに作成して、プロジェクトマネージャーやステークホルダーに報告します。 プロジェクトによっては、多くの不具合が発見することもあるでしょう。そのような場合は、不具合の重要度を設定して報告してあげます。

テスト結果の分析と修正依頼

システムやアプリのテスト結果をレポートにまとめるだけでなく修正を依頼します。 レポートに不具合の概要をはじめ、不具合を修正する手順、修正後の理想の動作をまとめて修正依頼をします。

不具合の修正に必要な工程を集計するのもQAエンジニアの仕事です。システムやアプリのリリース期日が迫っていることもあり、QAエンジニア自身が修正する場合もあります。

テストエンジニアの主な役割

テストエンジニアの主な役割は、システムやアプリが設計書通りに動作するか検証することです。 「単体テスト」「結合テスト」「機能テスト」「システムテスト」などを行い、設計書通りにシステムやアプリが開発されているかを確認します。

例えば、単体テストを省略して結合テストで多くの不具合が発見された場合、何が原因かわかりません。つまり、テストエンジニアは設計書通りに開発が進められているかを確認する役割を担います。

テストエンジニアの仕事内容

テストエンジニアの仕事は主に4つあります。

テストの計画

プロジェクトが立ち上がった際に、どのようなテストを行うかを計画していきます。テスト計画書には「作業手順」「条件」「期待値」などをまとめておき、テストが実行できるようにしておくことが大切です。システム開発中、どのタイミングでテストするかも決めるため、システム開発の内部まで理解しておかなければいけません。そのため、テストエンジニアにはプログラマーのスキルも求められます。

設計書の仕様の確認、問題の抽出

設計書の仕様を確認して問題を抽出するのも、テストエンジニアの仕事です。設計書を見る人により異なる解釈がされる曖昧な記述の設計書では、合意レベルが浅くなり、システムやアプリ開発でトラブルが発生してしまいます。そのため、テストエンジニアが設計図に関するレビューを繰り返して、設計書をブラッシュアップする必要があります。

テストの実行と結果分析

「単体テスト」「結合テスト」「総合テスト」「受入テスト」などを行い、設計書通りにシステムやアプリが開発されているかを確認します。各テストで性能測定などを行います。

単体テスト:最小開発単位であるモジュールが設計書通りに動作するか検証する
結合テスト:単体テスト済みのモジュールを結合して設計書通りに動作するか検証する
総合テスト:本番環境を想定し、システム全体が動作するか検証する
受入テスト:発注者側の要望通りにシステム全体が動作するか検証する

結果報告と改善案の作成と提出

「単体テスト」「結合テスト」「総合テスト」「受入テスト」でバグや不具合を発見したら、プロジェクトマネージャーに改善案を提出します。レポートに不具合の概要をはじめ、不具合を修正する手順、修正後の理想の動作などをまとめて修正依頼をします。

QAエンジニアとテストエンジニアに求められるスキル

QAエンジニア テストエンジニア
スキル プログラミングスキル
テスト技法の幅広い知識
システム開発やアプリ開発の知識
品質マネジメントの知識
コミュニケーションスキル
資料作成スキル
プログラミングスキル
システム開発やアプリ開発の知識
テスト自動化ツールの使用スキル
テスト技法のスキルと知識

QAエンジニアとテストエンジニアは求められるスキルも違います。ここでは2つの職種に求められるスキルをご紹介します。

QAエンジニアに求められるスキル

QAエンジニアに求められるスキルは6つです。

プログラミングスキル

QAエンジニアは、システムやアプリの品質テストを行います。

設計書通りに動作するかを確認して評価するため、プログラミングを理解していなければなりません。

システムやアプリのリリース前のテストとなるため、十分な時間を確保できないことが多く見受けられ、QAエンジニア自身が不具合を修正する場合もあるため、プログラミングスキルは必須です。 また、膨大な量のテストを行わなければいけないため、テスト自動化ツールの開発スキルも求められます。

テスト技法の幅広い知識

システムやアプリがユーザーニーズを満たせているかを確認するために、どのようなテストを実施すべきなのかなどテスト技法に関する知識が必要です。システムやアプリのリリース間近のため、最小限の工数で最大限の効果が得られるテスト技法に関する知識が求められます。

システム開発やアプリ開発に関する知識

QAエンジニアはシステムやアプリの品質テストを行い、プロダクトマネージャーやステークホルダーに修正を依頼することもあります。修正依頼する場合は不具合の概要だけでなく、改善案も提出しなければいけません。そのため、システムやアプリの開発方法に関する知識も求められます。 また、品質テストでは開発現場特有の専用ツールを使用することもあり、操作スキルが求められる場合もあります。

品質マネジメントの知識

QAエンジニアは開発されたシステムやアプリの品質をチェックする仕事を行うため、品質マネジメントに関する知識が求められます。開発現場によっては、製品・サービスの品質向上の規格ISO9001や製品を開発する上での環境リスクなどの規格ISO14001など国際規格に関する知識が求められます。

コミュニケーションスキル

QAエンジニアはエンジニアやデザイナーが作成したシステムやアプリの評価をします。バグや不具合を報告するだけでは、エンジニアやデザイナーと円滑に業務を進めることができません。その結果、リリース前の修正に協力してもらえなくなるでしょう。円滑に業務を回すためにも、相手の気持ちに寄り添い、論理的に説明して納得してもらえるコミュニケーションスキルが求められます。

資料作成スキル

QAエンジニアはシステムやアプリの品質テストを行った際に報告書を作成します。QAエンジニアの報告者は社内の人だけでなく、クライアントにも見せることがあります。そのため、ワードやエクセル、パワーポイントを使用して見やすい資料を作成するスキルが求められます。テスト結果の証拠となるエビデンスを貼り付けるなど、見やすい資料が作成できるようになりましょう。

テストエンジニアに求められるスキル

テストエンジニアに求められるスキルは4つです。

プログラミングスキル

テストエンジニアもプログラミングスキルが欠かせません。なぜなら、システムやアプリのプログラミングを理解しておくことで、どのように効率よくテストができるか考えられるようになるためです。

また、テストを実行してエラーが発生した場合、エラー箇所をソースコード上で把握できて、プロジェクトマネージャーやステークホルダーに報告できるようになります。

システム開発やアプリ開発に関する知識

システムやアプリのバグや不具合を発見するためには、開発手法や開発工程に関する知識が必要です。どうやって実装されたかを把握できると、適切なテストケースが判断しやすくなります。

「単体テスト」「結合テスト」「総合テスト」「受入テスト」で不具合が見つかり、修正を依頼する場合は手順や工数を見積もる必要があります。開発工数の見積もりを正確に出すためには、ソフトウェア開発に関するスキルと知識が必要です。

テスト自動化ツールの使用スキル

Selenium · Cypress · TestCafeなどのテスト自動化ツールの使用経験があれば、「単体テスト」「結合テスト」「総合テスト」「受入テスト」 の時間を短縮できます。システムやアプリが設計書通りに動作するかテストを行う度にテストコードを記述していると、テストの工数が増えて、テストエンジニアに大きな負担がかかります。

テストエンジニアの手作業でのテストには限界があり、システムやアプリの開発スピードも失われてしまうため、テスト自動化ツールでテストを効率化する現場が大半です。そのため、テストエンジニアで活躍したい場合はSelenium · Cypress · TestCafeなどのテスト自動化ツールを使用できるようになりましょう。

テスト技法のスキルと知識

テストエンジニアは、システムやアプリのテストを効率よく行うためにテスト技法の活用が欠かせません。テスト技法は大きく「ブラックボックステスト技法」「ホワイトボックステスト技法」「経験ベーステスト技法」の3つがあります。テストエンジニアは、これらのテスト技法に関する知識とスキルが求められます。

ブラックスボックステスト技法 同値分割法
境界値分析
デシジョンテーブル
状態遷移テスト
組合せテスト
ホワイトボックステスト技法 制御フローテスト
データフローテスト
経験ベーステスト技法 エラー推測
探索的テスト

QAエンジニアとテストエンジニアのキャリアパス

QAエンジニア テストエンジニア
キャリアパス シニアQAエンジニア
QAマネージャー
QAコンサルタント
プロジェクトマネージャー
テストスペシャリスト
QAエンジニア
テストアナリスト
プログラマー

QAエンジニアとテストエンジニアは求められるキャリアパスも違います。ここでは2つの職種に求められるキャリアパスをご紹介します。

QAエンジニアのキャリアパス

QAエンジニアのキャリアパスは4つあります。

シニアQAエンジニア

シニアQAエンジニアとはシステムやアプリの品質テストに関する高度な知識と技術力が求められるスペシャリスト職です。シニアQAエンジニアはQAエンジニアチームのリーダーの役割を担うため、コミュニケーション能力やマネジメント能力が求められます。

QAマネージャー

QAマネージャーとは、QA業務をまとめる管理職です。主な仕事はテスト計画など上流工程です。クライアントの要件をヒアリングした上でテスト計画を立てるため、コミュニケーション能力が求められます。

QAコンサルタント

QAコンサルタントとは、システムやアプリの品質を維持する上で起こりうるリスクをヒアリングして、どのように改善できるか提案する仕事です。プロジェクトの品質向上に向けて戦略を立てます。

プロジェクトマネージャー

システムやアプリの品質テストを通じて、プロジェクト全体を把握できるようになればプロジェクトマネージャーになることも可能です。プロジェクトマネージャーになるためには、幅広い知識を身に付ける必要があります。

テストエンジニアのキャリアパス

テストエンジニアのキャリアパスも4つあります。

テストスペシャリスト

テストスペシャリストとは「単体テスト」「結合テスト」「総合テスト」「受入テスト」を実行するだけではなく、テストの計画や報告書作成まで、あらゆる業務に対応できる人を指します。システムの要件やセキュリティ要件など、さまざまな要件を聞いた上で、スケジュール通りにテストを行える能力が求められます。

QAエンジニア

テストエンジニアがシステムやアプリの品質保証に関する知識やUI/UXの知識を習得すれば、QAエンジニアになれます。システムやアプリの操作性、デザインなど、幅広い問題を解決したい方におすすめのキャリアパスです。

テストアナリスト

テストアナリストは、開発ライフサイクルに基づいて適切なテストを実施するための方法を立案する仕事です。リスク分析により提供された情報に基づいてテスト活動に優先順位を付けるなどの仕事を行います。

プログラマー

テストを通じてプログラミング言語が解読できるようになり、プログラマーになる人も少なくありません。自分自身でシステムやアプリを開発したいとお考えの方におすすめです。しかし、同じ職場で職域変更できるケースは稀です。そのため、プログラマーを目指すのであれば転職を視野に入れてキャリアパスを描くことが大切です。

どのような人がQAエンジニアとテストエンジニア向いているか

QAエンジニア テストエンジニア
向いている人 視野の広い人
問題解決能力が高い人
知的好奇心が旺盛な人
マルチタスクが得意な人
勉強することが好きな人
細部にまでこだわる人
単調な作業が好きな人
仕事の要領がよい人
論理的に考える事が得意な人
コミュニケーション能力の高い人

QAエンジニアとテストエンジニアは向いている人も違います。ここでは2つの職種に向いている人をご紹介します。

QAエンジニアに向いている人

QAエンジニアに向いている人は5つの条件に該当する人です。

視野の広い人

QAエンジニアは、システムやアプリが完成後にユーザー環境を構築した上でテストを行います。動作や性能を確認するだけでなく、ユーザー目線で操作しやすいかなども確認しなければいけません。あらゆるユーザーが操作しやすいシステムやアプリを作るためには、広い視野を持つ必要があります。

問題解決能力が高い人

QAエンジニアは、システムやアプリのリリース前に品質テストを実施して、バグや不具合を発生したら対応しなければいけません。システムやアプリのリリース日までに問題を解決しなければいけないため、冷静に問題を把握し、原因を究明して解決する力が求められます。

知的好奇心が旺盛な人

テスト技法、製造工程、品質保証、法律など幅広い知識が要求されます。また、新しい技術が登場したり、法律の改正が行なわれたりした際には、学び直すことも必要となります。QAエンジニアとして第一線で活躍するためには、不明点を放置せず、自主的に学び続けることが大切です。わからないことは調べて、さまざまな知識を吸収できる知的好奇心が旺盛な人がQAエンジニアに向いています。

マルチタスクが得意な人

QAエンジニアは複数の作業を同時で行うことが多いです。品質テストを実行しながら結果を報告書にまとめて、必要に応じて不具合を自分で修正します。マルチタスクが苦手な人だと、QAエンジニアの仕事は滞ってしまいます。そのため、マルチタスクが得意な人に向いている仕事です。

勉強することが好きな人

QAエンジニアには、プログラミングスキルやソフトウェア開発スキル、品質マネジメントやテストスキルなど幅広いスキルが必要です。そのため勉強することが好きな人がQAエンジニアに向いています。

QAエンジニアを目指すなら「JSTQB認定テスト技術者資格」「IT検証技術者認定試験」「ソフトウェア品質技術者資格」の取得を目指すことをおすすめします。

テストエンジニアに向いている人

テストエンジニアに向いている人は5つの条件に該当する人です。

細部にまでこだわる人

テストエンジニアに向いている人は、細部にまでこだわる人です。システムやアプリの不具合やバグを取り除くためには、些細な部分にも妥協せずに注意を払う必要があります。些細なバグや不具合も妥協せずに見つける忍耐力が求められます。

テストエンジニアとして業務を遂行するには、細部にこだわる能力が必要不可欠です。そのため、期日が迫っていても当てず、1つ1つ落ち着いて確認でき、細部にまでこだわれる人がテストエンジニアに向いています。

単調な作業が好きな人

テストエンジニアは、「単体テスト」「結合テスト」「総合テスト」「受入テスト」を繰り返して、バグや不具合を発見します。各テストで確実にバグ・不具合を洗い出していくためには、単調なテストを繰り返し行わなければいけません。単調な作業となるため、苦に感じない人がテストエンジニアに向いています。

仕事の要領がよい人

テストエンジニアは膨大なデータを扱いテストを行うため、残業になることも多い仕事です。そのため、テストを効率良く行う方法を考えられる要領がよい人が向いています。例えば、システムやアプリのテストを自動化したり、要因配置を見直したりと要領よく考えられる人は重宝されます。

論理的に考える事が得意な人

テストエンジニアは、筋道を立ててバグや不具合を発見していくため論理的に考えることが得意な人が向いています。事象の相関関係から因果関係を見つけだし、障害の原因を見つけ出すことも求められます。テストを通じて「なぜ」を繰り返していく作業になるため、論理的思考は必要不可欠です。

コミュニケーション能力の高い人

テストエンジニアは、「単体テスト」「結合テスト」「総合テスト」「受入テスト」でバグや不具合を発見した場合は、開発メンバーにフィードバックしなければいけません。開発メンバーと衝突を避けるため、相手の立場になって言葉を選んだり、状況に合わせて発言する必要があります。

テストエンジニアは一人で黙々と仕事をこなすイメージを持たれがちですが、チームプレーが多い仕事です。チームプレーで仕事する機会が多いため、コミュニケーション能力が高い人が向いています。

QAエンジニアとテストエンジニアの平均年収の違い

QAエンジニア テストエンジニア
会社員 約550万円 約450万円
フリーランス 約700万円 約600万円

QAエンジニアとテストエンジニアは平均年収も違います。ここでは2つの職種に平均年収をご紹介します。

QAエンジニアの平均年収

QAエンジニアの平均年収は550~700万円です。会社員かフリーランスかで平均年収は変わります。

会社員のQAエンジニアの平均年収

会社員のQAエンジニアの平均年収は約550万円です。QAエンジニア未経験者の年収は300万円以上となっており、QAエンジニア経験者の年収は500万円以上となっています。システムやアプリの品質戦略が立案できるQAエンジニアになれば、800万円以上稼ぐことも可能です。

・会社員のQAエンジニアの平均年収

仕事内容 年収
電子署名・認証サービス 600~800万円
メタバース 400~1,000万円
トレーディングプラットフォーム 300~400万円

フリーランスのQAエンジニアの平均年収

フリーランスのQAエンジニアの平均年収は約700万円です。QAエンジニアの実務経験が求められますが高年収が期待できます。

・フリーランスのQAエンジニアの平均年収

仕事内容 年収
物流システム 720万円
コミュニケーションツール 920万円
サロン予約サイト 600万円

テストエンジニアの平均年収

テストエンジニアの平均年収は450~600万円です。会社員かフリーランスかで平均年収は変わります。

会社員のテストエンジニアの平均年収

会社員のテストエンジニアの平均年収は約450万円です。テストエンジニア未経験者の年収は300万円以上となっており、テストエンジニア経験者の年収は450万円以上となっています。

・会社員のテストエンジニアの平均年収

仕事内容 年収
モバイルアプリ 360万円
ゲーム 480万円
最新ロボット 480万円

フリーランステストエンジニアの平均年収

フリーランスのテストエンジニアの平均年収は約600万円です。テストエンジニアの実務経験が求められますが高年収が期待できます。QAエンジニアになれば、更なる高年収も期待できます。

・フリーランスのテストエンジニアの平均年収

仕事内容 年収
運用管理システム 540万円
調剤レセコンアプリ 600万円
車載ECU 690万円

まとめ

QAエンジニアとテストエンジニアの違いは「役割」「仕事内容」「求められるスキル」「キャリアパス」「向いている人」「平均年収」です。2つの職種は混合されやすいですが、少し異なります。そのため、QAエンジニアとテストエンジニアの違いを理解した上で、キャリアパスを形成してみてください。

QAエンジニアもテストエンジニアも会社員からフリーランスに転身すれば、高年収が得られるようになるのは同じです。 「BIG DATA NAVI」ではフリーランスエンジニアの求人案件をご紹介しているため、ご興味がある方はお問い合わせください。

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