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Adobe Illustratorを使った副業をご紹介!案件の獲得方法や収入アップの方法は?

Adobe Illustratorを使った副業をご紹介!案件の獲得方法や収入アップの方法は?

「初心者でも始められるIllustratorの副業はある?」
「スキルや経験がなくても案件を獲得できる方法を知りたい」
「せっかく副業を始めるなら、ある程度稼げるようになりたい」

Adobe Illustratorを使った副業を検討しているものの、何から始めるべきかわからず悩んでいる方もいるかと思います。そこで本記事では、Adobe Illustratorを使った副業案件例をご紹介。案件の獲得方法やおすすめのサービス、収入アップのポイントまで、Illustratorによる副業を解説していきます。

目次

Adobe Illustratorとは?

Adobe Illustratorとは、アメリカの大手ソフトウェア企業「Adobe(アドビ)」が提供するデザインツールです。テキストや画像を組み合わせることでロゴマークやアイコン、イラスト、グラフィックなどを作成できます。自由度や操作性が高く、初心者から上級者までデザインを扱うさまざまな人から人気を集めているデザインツールです。

Adobe Illustratorで出来ることは?

自由度や操作性が高いAdobe Illustratorでは、次のような制作物のデザインが可能です。

・メニューやチラシ
・ロゴマーク
・イラスト
・地図やグラフ

企業や店舗で使うメニューやチラシ、ロゴマークなどもIllustratorのプラットフォームで作成できます。その他にも自由度の高いイラスト、フライヤーやフリーペーパーなどに載せる地図、資料で使うグラフなども作成可能です。

Photoshopとの違いは?

Illustratorと同じくAdobe社が提供しているツールに「Photoshop」があります。Photoshopとは、写真や画像の編集に特化したデザインツールです。 写真のレタッチ(全体を明るくしたり不必要なものを削除したりする作業)をはじめ合成、切り抜きなど、本格的に写真・画像を加工編集できる機能が揃っています。 ロゴマークやイラストを創作できるIllustratorに対して、写真・画像の加工編集に特化しているのがPhotoshopです。

Illustratorで副業をするメリット

さまざまな副業がある中で、「Illustrator」を選ぶことにはメリットも多いです。今から副業を始めようと考えている方は、以下のようなメリットがあることを押さえておきましょう。

未経験でもスキルを習得しやすい

Illustratorは、初心者から上級者まで幅広い層が利用しており、デザインスキルのない人でも操作しやすいのが魅力です。チュートリアルで初歩的なデザインも学べるため、未経験でもスキルを習得しながら副業ができます。

Illustratorのサービス内で1からデザインの知識やノウハウを身につけられるため、完全な初心者でも問題ありません。ある程度のスキルが身につけば、すぐに副業案件にもチャレンジできます。

初心者から挑戦できる副業案件が多い

チラシやパンフレット、ロゴマークなどIllustratorを使った副業案件は多いです。業務の幅も広く、難しいスキルを必要としない案件も多いため、初心者でも仕事を獲得しやすいといえます。スキルに自信がなくても、案件獲得のコツさえ掴めば、稼げる可能性は大いにあるでしょう。

まずは初心者でも取り組める案件を行い、慣れてきたら案件の難易度を上げてみてください。チャレンジを繰り返すことで、できる仕事の幅も広がり、コツコツを取り組めば、やがて本業以上の収入も狙えるでしょう。

在宅でできる副業案件が多い

Illustratorはデザインのソフトウェアなので、パソコンがあれば場所を選ばずに作業できます。クライアントにオフィス出勤を指示されていなければ、ほとんどの場合、在宅で対応できるでしょう。

会社員としての本業がある方でも平日の夜や休日にも働けます。育児中のママでもスキマ時間で稼働できるでしょう。クラウドシーシングサービスを使えば、案件獲得のための営業やメッセージのやり取り、支払いまでをワンストップで行えます。

すべてインターネットで完結できるためフルリーモートでお金を稼ぐことが可能です。「クライアントと安全に取引ができるか心配」と悩んでいる方でも、信頼されている大手のサービスを使えば、安心して利用できます。

努力次第で収入を伸ばせる

Illustratorにおける副業案件の多くは、「1案件〇〇円」といった単価形式です。そのため、多くの案件をこなしたり、1案件あたりの単価をアップさせたりすることで、収入を伸ばせます。 成果に比例して収入を得られるため、自分の努力次第でいくらでも収入を上げることが可能です。給料制の会社員とは異なり、仕事に対するモチベーションも保ちやすいでしょう。

Illustratorで副業をするデメリット

Illustratorには多くのメリットがある反面、デメリットもあります。これからIllustratorでの副業を考えている方は、特に以下のデメリットがあることも覚えておきましょう。

未経験者はIllustratorのスキル習得が必要

「Illustratorを触ったことがない」「デザインスキルがまったくない」といった場合、まずはIllustratorのスキルを身につけなければなりません。知識やスキルがゼロのまま案件を獲得するのは難しいため、今すぐ副業を始めるのは難しいです。

まったくスキルのない状態で案件を獲得することができませんが、Illustratorが提供しているチュートリアルで学んだり、本を読んで知識を身につけたりすれば、基本的な知識はクリアできます。正しい方法で学習し、短期間でスキルを身につけることが、いち早く案件を獲得するためのポイントといえます。

またAdobeの公式YouTubeチャンネルでは、「Illustratorの基本的な使い方」や「初心者向け!イラストの描き方解説」「チラシを作ろう」など、Illustratorのイロハを公開しています。すべて無料で閲覧できるため、これからIllustratorを始める人にはYouTubeがおすすめです。

Illustratorの利用に費用がかかる

Illustratorは初心者でも始められる便利なデザインツールです。しかし、利用にあたっては月額費用がかります。現時点では料金プランは以下のとおりです。

・Illustrator単体:2,480円(税別)※学生や教員は980円(税別)
・CreativeCloudコンプリートプラン:5,680円(税別)※学生や教員は1,980円(税別)

CreativeCloudコンプリートプランには、Illustratorの他Photoshop(写真や画像編集)やPremiere Pro(動画編集)などのソフトも付帯しています。Illustrator単体だと料金が割高になるので、画像や動画編集も学びたい方はコンプリートプランがおすすめです。

月額費用がかかることはデメリットですが、「副業を始めるための投資」と考えれば、月に数千円の出費は安上がりとも捉えられます。月額数千円で幅広いデザインスキルを得られて、チュートリアルも学べて、さらにプランをアップグレードすれば画像や動画編集スキルも得られる、と考えると、非常にコストパフォーマンスの高い自己投資といえるでしょう。

Illustratorの副業案件例

できることやメリットやデメリットなどIllustratorの概要をご紹介しました。ここでは、具体的にIllustratorにはどのような案件があるのか、例をあげて見ていきましょう。案件の大まかな単価についてもお伝えします。

ロゴマーク作成

ロゴマーク作成は、Illustratorによる副業の代表的な案件といえます。企業や店舗のロゴ、ブランドのロゴ、市町村のロゴなど、ロゴマークの種類はさまざまです。 白紙の状態からデザインを考えるものから、すでにデザインが決まっていて書き起こし作業のみ対応する場合など、仕事の仕方も異なります。

ロゴマークの案件はコンペ形式になっている場合が多いです。コンペとは直訳すると「競技会」を意味します。つまり、案件の応募者同士で競争し、最終的に契約できる人を1人または数人に絞るのです。 他のコンペ参加者よりも知識やスキル、経験が少ないとクライアントからも選ばれず、応募作品にかけた労力に対する報酬も発生しません。相場はクライアントや案件の内容によって異なりますが、10,000〜50,000円程度です。

アイコン作成

ホームページやYouTubeチャンネルのアイコン、各種SNSのアイコンなどを作成する案件です。プロジェクトのマークを作成する案件もあります。 アイコン作成は単発案件が多く、アイコン1つあたり200〜3,000円が相場です。人気のデザイナーやイラストレーターになれば10,000円以上も狙えます。

WEBサイトの図表・グラフ作成

企業のオウンドメディアやホワイトペーパー、プレスリリースなど、WEBサイトのコンテンツで使う図表やグラフを作成する案件です。色合いや字体など、コンテンツのレイアウトに合わせてデザインを作成します。

与えられたデータに沿って図表とグラフ作成し、それにデザインを加えるのが主な作業なので、ロゴマークやアイコンと比べてオリジナリティは求められません。相場は、1つの図表・グラフあたり1,500円程度です。

アニメーションの絵コンテ作成

そもそも絵コンテとは、動画制作で必要な設計図のことです。Illustratorの副業案件として、アニメーション動画の絵コンテ作成案件もあります。基本的にはクライアントが用意したシナリオ原稿に合わせて絵コンテを作成します。

ロゴやアイコンとは違って「絵コンテ」の作成経験が重視されるため、初心者では案件の獲得が難しいかもしれません。案件によって異なりますが、10〜30万円の高単価が期待できるでしょう。

イラストや写真のトレース作成

トレースとは書き写し作業のことです。クライアントが提示した手書きのイラストや荒くなった画像をきれいにトレースし、データに落とす作業を行います。 提示されたイラストをそのままトレースしたり、参考画像をもとにイラスト内に柄だけをトレースしたりと作業内容は異なります。トレースの相場は1型あたり200〜500円程度です。

オリジナルグッズの作成販売

Illustratorによってデザインスキルが身につけば、自分のオリジナルグッズを作成し、販売できるようになります。元となるデザインやイラストさえ自分で作成できれば、それをTシャツやステッカーに落とし込めば完成です。

数を売るためには本人の知名度や人気が必要ですが、チャレンジしてみる価値はあるでしょう。グッズの販売価格も自分で設定できるため、売れるようになれば大幅な収入アップが期待できます。

LINEスタンプ販売

最近ではLINEスタンプを作成する企業や個人が増え、Illustratorの案件としても多く掲載されています。LINEスタンプは元となるイラストをIllustratorで作成し、「LINE Creators Market」への審査に通過することで販売可能となります。

たとえば人物をキャラクターに模してスタンプを作る場合、Illustratorでは表情も細かく修正可能です。さまざまなバリエーションのLINEスタンプを作成できるでしょう。LINEスタンプは1個あたり42円が作成者の取り分といわれています。

単価自体は低いですが、スタンプを1度作って、それが人気を集めれば、半永続的な収入が期待できるでしょう。

パンフレットや広告作成

企業や店舗のパンフレットや広告を作成する案件です。飲食店のメニューや小売店のチラシなど多岐にわたります。ただし、最近はWEB広告が主流になっていることから、紙媒体の需要が減っているのが実情です。

パンフレットや広告作成の案件数自体はそこまで多くありませんが、経験として取り組んでみる価値は大いにあります。ポートフォリオや自己PRに「パンフレットや広告作成の経験あり」と記載すれば、企業からの信頼・信用にもつながるでしょう。

相場はクライアントの予算や事業規模によって異なりますが、パンフレット1つあたり10万円以上が期待できます。同じく広告も高単価が狙えるので、知識やスキルが身についたらチャレンジしてみる価値は大いにあるでしょう。

Illustratorの講師

ある程度スキルや経験が身についたら、Illustratorの講師としてお金を稼ぐ方法もあります。自分の得意なことをインターネット上に出品できる「ココナラ」や「タイムチケット」などのサービスを活用すれば、初期費用をかけずに講師業を始めることが可能です。料金は自分自身で決められますが、5,000〜10,000円程度が多いです。

Illustratorの副業案件の獲得方法

Illustrator副業にはさまざまな案件がありますが、具体的にどのような方法で案件を探せばよいのでしょうか。ここではIllustratorの副業案件を獲得する方法をご紹介します。

クラウドソーシングで探す

クラウドソーシングは、Illustratorの案件を獲得するための代表的な方法です。デザインだけでなくライティングやプログラミングなどさまざまな案件があり、クライアントとワーカー(副業をしたい人)をマッチさせてくれます。

「クラウドワークス」や「ランサーズ」といった大手から、主婦向けの「シュフティ」、個人が得意なスキルを出品できる「ココナラ」などサービスはさまざまです。クラウドソーシングでは、ワーカーがプロフィールや自己PRなどで提案し、クライアントの求める人材にマッチしていれば案件を獲得できます。

営業経験がなくても案件を獲得しやすいので、初めての方は、まずクラウドソーシングに登録してみるのがおすすめです。

副業・フリーランスエージェント経由で紹介してもらう 副業・フローランスエージェントとは、ワーカーの代わりに企業に対して営業を行ってくれるサービスのことです。ワーカーはエージェントに経歴や自己PRを伝え、エージェントはそれにマッチした企業にアプローチしてくれます。

自分に営業力がなくても案件を獲得できたり、高単価が期待できたりするメリットがある反面、デザイナー・イラストレーターとしての経験が求められるケースが多いです。完全な初心者では案件獲得が難しいので、ある程度のスキルが身についた段階でエージェントを利用するのがよいでしょう。

友人・知人からの紹介

知り合いにデザイン系の仕事をしている人がいるなら、直接紹介を受けるのも有効な方法です。いきなり案件を紹介してくれなくても、まずはデザイン業に従事している知り合いを増やしてみてください。

コネクションを増やしておけば、デザイナー1人では対応できない案件が自分に回ってくる場合があります。少しずつデザイナー・イラストレーターとの関係性を作ることで、やがて大きな仕事につながるでしょう。

企業に直接営業をかける

クラウドソーシングやエージェントに頼らず、企業に対して直接営業をかける方法です。企業の「デザイナー募集」のページや、ホームページの「問い合わせ」などに営業をかけます。

営業に自信のある人であれば、電話で営業をかける場合もあります。直接営業ではクラウドソーシングやエージェントによる中間マージンが発生しないため、より多く報酬を受け取ることが可能です。

しかし、デザイナーやイラストレーターの経験がない、そもそも企業がデザイナーを必要としていないなどの場合、門前払いされてしまう可能性もあります。クラウドソーシングやエージェントでの案件を経験した後、「直接営業もやってみたい」という方は、ぜひチャレンジしてみてください。

SNSで宣伝をする

SNSアカウントを開設し、自分自身を売り込むことも案件獲得のために有効な手段といえます。昨今はSNSの普及によって「個人の発信」が力をもつようになりました。

実際、SNSで知名度のあるデザイナーやイラストレーターも多く、SNSのダイレクトメッセージを企業からの依頼窓口としているケースも多いです。これまでの制作物をポートフォリオに公開することで、それを気に入った企業や個人が案件を依頼してくれる可能性があります。

もちろん個人としての実績や発信力が求められるため、即効性のある方法ではありませんが、継続的な案件獲得ルートとしてSNSは効果的といえるでしょう。

Illustratorの副業獲得におすすめのサービス

インターネットが発達した昨今では、直接営業に頼ることなく、オンライン上で案件を獲得できるサービスが充実しています。Illustratorの副業を獲得するためにおすすめのサービスをいくつか見ていきましょう。

クラウドワークス

クラウドワークスは、個人・法人に限らず案件を受発注できる、日本国内最大級のクラウドソーシングサービスです。デザインやイラストはもちろんライティング、プログラミング、動画編集、ECサイト運営代行など多種多様な案件が公開されています。

クラウドワークスの強みは案件数です。業界でもトップクラスの案件を公開しており、デザイン系だけでも常時400〜500件と豊富に揃っています。プラットフォーム内のキーワード検索にて「Illustratorのスキルが必要な仕事・案件を探す」といった絞り込みも可能です。

ランサーズ

ランサーズは、クラウドワークスと並んで国内トップクラスのシェアを誇るサービスです。デザインをはじめとするクリエイティブ系の案件数も豊富に揃っています。

クライアントとランサー(働く人)の互いの信頼性を担保するために、匿名でも、本人確認や電話番号認証などによって安心した取引が可能です。税務や福利厚生、スキルアップ機会の提供など、フリーランスに対するサポートも充実しています。

シューマツワーカー

シューマツワーカーは、48,000人以上の登録ユーザーがいるクラウドソーシングサービスです。サービス名のとおり「週末に副業したいプロフェッショナル人材」をターゲットとしており、副業社員やフリーランスと企業をマッチングさせてくれます。

デザイン案件も豊富に揃っており、独自案件や非公開案件もありますが、スキルや経験が求められるケースが多いです。Illustratorの基本的なスキルを網羅し、いくつか案件をこなした後に利用してみるのがよいでしょう。

ココナラ

ココナラは、個人からビジネス目的まで、スキルを売り買いできるサービスです。デザイン案件だけでも、イラストやアイコン、ロゴマーク、パンフレットなどカテゴリーごとに分かれています。

年賀状のデザインや結婚式のウェルカムボード作成などニッチな分野の案件も掲載しています。お小遣い稼ぎで利用している人も多いため、Illustrator初心者でも案件を獲得しやすいサービスです。

Illustratorの副業で収入アップをするポイント

せっかく副業を始めるのなら、案件の数を増やしたり、単価を上げたりして収入アップを狙いたいところです。ここでは、Illustratorの副業で収入アップをさせるポイントをいくつかご紹介します。

PhotoshopなどIllustrator以外のAdobeのスキルも身につける

Illustrator以外のAdobeのスキルを身につけることで、獲得できる案件の幅も広くなります。たとえば以下のツールやスキルがあげられます。

・Photoshop:画像・写真編集
・Premiere Pro:動画編集
・After Effects:モーショングラフィクス
・Dreamweaver:コーディング
・Animate:アニメーション

ツールによって学べるジャンルはさまざまです。いずれも単体購入できますし、Adobeの「コンプリートプラン」を契約すれば、上記の全ツールが含まれています。

ポートフォリオを作りスキルをアピール

相手にスキルや経験を伝えるために大切なのが、ポートフォリオです。ポートフォリオとは直訳で「書類入れ」を指し、ビジネスシーンにおいては「自己PRや実績をまとめたページ」として知られています。

もし自分に秀でたスキルや経験があっても、それが相手にうまく伝わらなければ、依頼してもらえません。見やすいポートフォリオを作ることで、相手があなたに興味を持つきっかけとなり、依頼にも結びつきやすくなります。

副業をする際の注意点

副業は自分のスキルや収入アップにつながりますが、注意しなければならない点もあります。ここでは最後に、副業をする際の注意点をご紹介します。

会社の就業規則等を確認

会社によっては「副業禁止」の就業規則が定まっている場合があります。違法性はないため、副業禁止の規則を破っても懲戒処分が下されるわけではありません。

ただし、会社と従業員のあいだの決まりごとなので、副業禁止となっている場合は控えた方がよいでしょう。就業規則等は「会社のルールブック」として社内の見やすい場所に設置しておくべき、と労働基準法に定められています。もし就業規則を見られない場合は、労働基準監督署にて閲覧可能です。

本業に支障が出ないようにする

副業へのモチベーションが高まるのはよいことですが、それで本業に支障が出てしまっては本末転倒です。副業に注力しすぎて本業に集中できず、社内からの評価を落としてしまう、といった辞退にならないよう注意しましょう。

たとえば「平日の夜1時間だけ」「休日だけ」など、本業のクオリティが下がらないレベルから副業を始めるのがおすすめです。

確定申告の必要になる可能性もある

副業で収入を得ると、確定申告が必要となる場合があります。そのラインは「副業の所得が20万円を上回ったとき」です。給与所得者が副業で20万円以上の収入を得ると、会社からの年末調整とは別に、個人で確定申告を行わなければなりません。

確定申告が必要かどうかは、単純な収入ではなく「所得」で見る必要があります。 本業とは別にIllustratorでデザイン業を行っており、売上が25万円、経費が10万円だった場合、所得は15万円です。

この場合、所得は20万円を下回るため確定申告は必要ありません。副業を始める前に、売上と所得、経費についての理解も深めておきましょう。

まとめ

ロゴマークからアイコン、イラスト、地図やグラフまでAdobe Illustratorを使った副業にはさまざまな案件があります。初心者でも作成できる仕事も多く、クラウドソーシングサービスを使えば、案件獲得も難しくはありません。

少しずつスキルを磨けば、次第に量をこなせるようになり、単価も上がっていくはず。最初は小さな金額でも、コツコツ積み重ねることで、やがて副業収入の大幅アップにつながるでしょう。

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