フリーランス求人を探すAWSの副業で稼ぐには？案件獲得方法や土日案件の単価相場をチェック！
クラウドサービスの代表格「AWS」は、近年急速に需要が伸びている技術の1つです。そのため「AWS関係の副業で稼げるのでは」と考えているエンジニアの方も多いでしょう。
ここでは、AWSの副業で稼ぐための方法について解説します。案件の単価相場から案件獲得方法、副業のポイントについて解説するので、AWSの副業を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
目次
AWSの副業はどれくらい稼げる？案件の単価相場
AWSの副業で稼ぎたい方にとって、やはり気になるのは案件の単価相場でしょう。AWSの副業案件は単価が高めなため、副業でも月に10万円程度の収入を得ることは十分に可能です。ここではまず、AWSの副業でどのくらい稼げるのか、データを参考にご紹介します。
月額の単価相場
はじめに、稼働時間の制限なくAWSの案件を受注する場合、どの程度の報酬が得られるのか解説します。大手フリーランスエージェント「フリーランススタート」 では、AWS案件の平均月額単価は「75.7万円」となっています。
このデータは副業向けの案件だけでなくフリーランスエンジニア向けの案件を含んでいるため、実際には副業でここまで稼ぐことは難しいでしょう。中には週2日から働ける案件もあるため、土日に集中的に働きたい方は、少ない稼働日数でも働ける案件を探してみることをおすすめします。
土日（週２）案件の相場
それでは、土日など週2日だけ働く場合にはどのような案件が受注できるのでしょうか。副業向け案件に特化した求人サイト「シューマツワーカー」 では、AWS案件の時給は3000～7000円です。仮に土日それぞれで1日4時間稼働すると仮定した場合でも、およそ10～20万円程度の収入は期待できることになります。
AWSの副業案件 作業内容例
AWSの副業案件にはどのような作業があるのでしょうか。AWSそのものの構築だけでなく、AWS環境を用いた開発やセキュリティ関係の案件も意外とあります。ここでは、AWSの副業案件の作業例をご紹介します。
AWSインフラの設計や構築
AWSインフラの設計や構築は、AWS関係のメジャーな副業の1つです。「AWS CloudFormation」と呼ばれるサービスを使い、インフラ環境の設計や構築を行います。インフラ設計・構築が外注されることはあまりなく、十分な稼働時間が確保できるエンジニアでなければ受注できません。インフラ設計・構築について十分な経験があり、稼働時間を長く確保できる方におすすめの案件です。
AWSを基盤とするアプリの開発や修正
AWSそのものを扱ってインフラ設計や構築を担当する仕事だけでなく、AWS環境上で動くアプリの開発や修正も、AWSの副業として募集されています。AmplifyやLambdaのほか、AmazonのAPI Gatewayといったサービスを利用して開発や修正を担当する案件が多く募集されています。プログラミングスキルも要求されるため、自身の得意としている言語に合わせて案件を選択することをおすすめします。
セキュリティ向上施策や運用
すでに稼働しているサービスのセキュリティを向上させたり、不具合を修正したりといった仕事も、AWSを用いた副業の1つです。近年のサイバー攻撃の激化にともなって、ITサービスのセキュリティ施策の重要性も高まっています。セキュリティに関する専門的な知識が求められるため、通常の案件よりも難易度は高くなるでしょう。不具合の修正などの運用に関しては、開発やインフラ構築よりも受注のハードルが下がることが多いため、経験が浅い方でもチャレンジしてみることをおすすめします。
AWSの副業案件に必要なスキル
副業とはいえ、案件を獲得するには十分なスキルが求められます。高単価な案件の場合は求められるスキルのレベルも上がるため、高収入を目指したい方には継続的なスキルアップが求められます。ここでは、AWSの副業案件に必要なスキルをご紹介します。
AWSの知識や実務経験
AWSに関する知識や実務経験がなければ、案件の受注は難しいでしょう。AWSには多様なサービスがあり、それらを組み合わせてクラウド環境を構築していく仕組みになっています。よく使われているサービスから優先的に学習し、企業での実務経験を積みましょう。AWSに限らず、IT系で副業・フリーランス向け案件を獲得するには、十分な実務経験が必要です。
クラウドに関する知識
AWSはクラウドサービスの一種です。そのため、クラウドに関する知識も習得しておかなければなりません。クラウドサービス全般の特徴やクラウド環境での開発の流れなどを把握しておきましょう。
インフラやネットワークに関するスキル
インフラ全般についての知識も、AWSの副業案件には必要です。AWSはクラウド環境上で仮想サーバーやデータベースを構築することができるサービスです。そのため、そもそもサーバーやネットワーク、データベースといったインフラ全般についての知識がなければ、AWSエンジニアとして案件を獲得することは難しいでしょう。
AWSの副業案件獲得方法
それでは、AWSの副業案件を獲得するには、どのような方法が有効なのでしょうか。ここでは、以下の3つの方法について解説します。
- フリーランスエージェント
- クラウドソーシングサービス
- 友人・知人からの紹介
それぞれの特徴について解説するので、AWS案件の獲得を目指している方はぜひ参考にしてみてください。
フリーランスエージェント
AWSに限りませんが、副業・フリーランス向け案件を獲得する方法として最もおすすめなのがフリーランスエージェントの利用です。フリーランスエージェントを活用することで、良質な案件を効率的に獲得できます。案件も豊富なため、エージェントに相談すれば副業向けの案件も紹介してもらえるでしょう。
フリーランスエージェントには、次のような多くのメリットがあります。
- 事務手続きの代行とサポート
- 案件についての交渉の代行
- キャリア相談
- 非公開求人の紹介
一人で案件を探すよりも効率がよく、将来的な独立を検討している方はキャリアプランの相談に乗ってもらうこともできます。効率的に案件を獲得したい方は、ぜひフリーランスエージェントを利用してみてください。
クラウドソーシングサービス
2つ目の方法は、クラウドソーシングサービスの利用です。クラウドソーシングとは、個人や企業が、インターネットを通じて不特定多数の人を対象に仕事を依頼する求人形態のことで、近年急速に市場が拡大しています。IT系に限らず様々な案件が募集されており、難易度や単価にも幅があるため、副業を始めたての方におすすめのサービスです。
キャリアが浅い方や、エンジニアとしてのスキルに不安がある方でも、自分のスキルレベルに合った案件を見つけやすいというメリットがあります。しかし、AWS関係の案件は数が少ないため、高単価な案件で継続的に稼ぎたい方にはあまり向いていません。
友人・知人からの紹介
3つ目の方法は、知人や友人からの紹介です。業界に知人や友人がいる方であれば、案件を紹介してもらえる場合もあるでしょう。クラウドソーシングのように手数料が発生することもなく、信頼できる相手から受注できるのもポイントです。
継続的に案件が得られる保証はないため、一時的な案件として考えておくのがおすすめです。フリーランスエージェントやクラウドソーシングサービスをメインに考え、紹介による案件獲得も視野に入れると良いでしょう。SNSを通じ、同業のエンジニアとの交流を広げてみるのもおすすめです。
AWSの副業案件探しにおすすめのサービス
AWSの副業案件を探している方は、ぜひ「BIGDATANAVI」を活用してみてください。AI・データ分析関係の案件に特化したフリーランスエージェントで、AWS環境での開発案件を中心に、AWS関係の副業案件も豊富に紹介されています。AI関係の案件が多いため、高度なスキルと豊富な実務経験が要求されますが、技術に自信のある方はぜひ利用してみてください。
AWSの副業案件を検討している人のタイプ別ポイント
最後に、AWSの副業案件を探している人が副業で気を付けるべきポイントについて解説します。スキルレベルやタイプによって、副業案件の獲得の仕方や注意点は異なります。自身のタイプに合わせたポイントをおさえ、案件にチャレンジしてみてください。
未経験でAWS副業をしてみたい人
未経験からAWS副業をしてみたい人は、まずはスキルの習得と実務経験を積むことに集中することをおすすめします。IT系の副業全般に言えることですが、スキルや実務経験がないと案件の獲得はできません。
特にAWSの場合は、IT全般についての幅広い知識に加え、高度で専門的な知識が求められるため、全くの未経験から案件を獲得するのは簡単ではないでしょう。まずはスキルを習得し、企業でAWSの実務経験を積むことから始めることをおすすめします。
インフラエンジニアでAWS副業をしてみたい人
すでにインフラエンジニアとしての経験がある方は、AWS認定資格の取得から考えると良いでしょう。本業の会社でAWSの実務経験を積めそうであれば、案件にチャレンジしてみることもおすすめです。インフラ関係のスキル・実務経験があれば、AWSそのものについての実務経験がなくても副業案件を獲得できるチャンスはあります。資格の勉強からスキルの習得を目指し、案件獲得にチャレンジしてみてください。
将来フリーランスとして独立したい人
将来フリーランスとして独立したい人は、フリーランスエージェントを活用して副業案件を探すと良いでしょう。もちろん、一定のスキルと実務経験があることが前提ではありますが、フリーランスを目指しているのであれば、早目にフリーランスエージェントに相談しておくことをおすすめします。自分に足りないスキルやキャリアプランについて、アドバイスを受けられるはずです。
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