フリーランス

週2~週3のフリーランス案件はある?多い?受注のコツや週3案件獲得におすすめのサービスを紹介!

自由な働き方に憧れてフリーランスを目指している方も多いでしょう。会社員であれば週5日フルで働くのが基本ですが、フリーランスであれば週2~3日の稼働で働くことも可能です。しかし実際のところ、フリーランスが週2~3日の案件で働くことは可能なのでしょうか。


本記事では、フリーランス向けの週2~3日案件の実態や収入の目安、案件受注のコツについて解説します。フリーランスエンジニアが週2~3日案件を獲得するのにおすすめのサービスも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

フリーランスで週2~週3案件はある?多い?

フリーランスとして週2~3日で働きたい方もいるでしょうが、そもそも週2~週3で働ける案件はあるのでしょうか。 実は、各種求人サイトやフリーランスエージェントでは、週2~週3で働ける案件は多数紹介されており、特に近年は増加傾向にあります。


稼働日数の少ない案件が増えている背景には、副業など多様な働き方が一般的になってきたことに加え、「タレントシェアリング」という考え方が広まっているという事情もあります。タレントシェアリングとは、高度なスキルを持った社外の人材を効果的に活用することで自社の課題を解決しようという考え方です。エンジニアのように高度なスキルを持った人材をプロジェクト単位でアサインできるため、企業は無駄なくリソースを活用できます。企業にとっても、稼働日数の少ないエンジニアに業務を委託することにはメリットがあるのです。


こうした事情から、週3日までのフリーランス向け案件は増加傾向にあります。例えば、稼働日数の少ない案件の量に定評がある「ITプロパートナーズ」では、週3日までの案件が全体の半分以上、およそ3600件紹介されています。AI・データ分析関係の案件に特化したフリーランスエージェント「BIGDATA NAVI」でも、全体の5分の1程度の236件が紹介されていました。


週2~週3案件で稼働するフリーランスの年収・収入目安

週の稼働日数を少なくする場合、どうしても週5日フルに稼働するよりも収入は少なくなってしまいます。それでは、実際に週2~3日案件で稼働する場合、収入の目安はどの程度になるのでしょうか。


案件ごとに単価は異なるため、おおよその目安にはなりますが、週2日~3日案件に限定した場合、月収ベースで30~50万円程度と考えてよいでしょう。単価の高い案件は求められるスキルや難易度も上がり、数も少なくなってしまうため、週3~5日ベースで働きたい方は月収30~50万円を目安として検討すると良いでしょう。それでも一般的な会社員と同程度の収入にはなるため、稼働日数の少なさを考慮すれば十分だと感じる方も多いはずです。


フリーランスが週2~週3案件で働くメリット

フリーランスが週2~週3案件で働くメリットとして、以下の3点が挙げられます。


  • 自分の時間を作れる
  • 複数案件を掛け持ちできる
  • 独立や起業の準備ができる

それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。

自分の時間を作れる

1つ目のメリットは、自分の時間を作れるというものです。稼働日数が少なければ少ないほど、自分の自由に使える時間は増えます。もちろんその分収入は減ってしまいますが、家庭を大事にしたい方や体調に不安がある方でも働きやすいのは事実です。


空いた時間を有効に使って勉強することで、スキルアップや資格取得を目指せるメリットもあります。週2~3日稼働で収入に不満がなければ、自分の時間を大事にするのも良いでしょう。

複数案件を掛け持ちできる

週2~3日の案件を受注することで、複数案件を掛け持ちできるというメリットもあります。「結局フルで働くのだから同じでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし実際には、1つ1つの案件へのコミットが減ることで、フル稼働時と比較して即時対応などを求められる可能性が低くなります。


また、複数案件を掛け持ちすれば、多様な分野の案件にチャレンジしやすくなるでしょう。スキルや実績の幅を広げられるというメリットもあります。

独立や起業の準備ができる

時間に余裕を作って、独立や起業の準備をしたいという方もいるでしょう。週5日働きながら独立や起業の準備をするのは、体力面でもスケジュール面でもなかなか厳しい部分があります。週3日だけ稼働しながら実績を積み、空いた時間で独立や起業の手続きを進めれば、生活に困ることなく余裕を持って準備ができるでしょう。


フリーランスが週2~週3案件で働くデメリット

フリーランスが週2~3日案件で働く場合、収入が少なめになること以外にも注意すべきデメリットがあります。ここでは、以下の2つのデメリットについて解説します。


  • 週2~週3案件は競争率が高い
  • 掛け持ちする場合は切り替えが大変

週2~週3案件は競争率が高い

週2~3案件は、他の案件に比べて競争率が高いというデメリットがあります。近年は増加傾向にあるとはいえ、やはり週5日のフル稼働案件よりは数が少ないというのも事実です。そのため、選択肢の幅も狭まることは理解しておきましょう。また、週2~3案件は人気が高く、十分なスキルがなければ受注できないといった点には注意が必要です。

掛け持ちする場合は切り替えが大変

特に複数の案件を掛け持ちする場合は、切り替えが大変になってしまうというデメリットもあります。複数の案件をこなせば、効率よくスキルや実績の幅を広げることもできますが、あまりに分野や作業内容が異なると切り替えが大変なこともあります。


案件が増えるほど覚えなくてはならないことも多くなり、作業内容や資料を混同してしまいミスをするといったリスクにも注意しなければなりません。


フリーランスが週2~週3案件を受注するコツ

それでは、フリーランスが週2~週3案件を効率的に受注し、こなしていくにはどうすれば良いのでしょうか。ここでは、フリーランスが週2~週3案件を受注する5つのコツについて解説します。


  • 短時間で結果を出せる高いスキルを身に着ける
  • 需要の高いプログラミング言語を習得する
  • 業務を円滑に進めるコミュニケーション能力を磨く
  • 人脈を大切にする
  • スケジュール管理や自己管理に気を配る

短時間で結果を出せる高いスキルを身に着ける

短時間でも成果が出せる、高レベルなスキルを身につけられれば、稼働時間の短い案件も受注しやすくなります。企業が稼働時間の短い案件でエンジニアを募集するのは、企業側にとってもメリットがあるからです。優秀な人材を低コストで雇うことができる以上、企業にとってはより優秀なエンジニアを雇いたいものです。


限られた時間でも成果を出せるような優秀なエンジニアであることを証明できれば、継続的な受注や単価アップにもつながるでしょう。

需要の高いプログラミング言語を習得する

2つ目のコツは、需要の高いプログラミング言語を習得するというものです。需要の高い言語であるほど案件数も多く、選択肢も増えます。稼働日数の少ない案件は競争率が高いため、需要が高い言語を身につけて貴重な人材となれれば、より案件を受注しやすくなるでしょう。

需要の高いプログラミング言語としては、PythonやJava、PHPやRuby、Swift、Kotlinなどがあります。自分自身のやりたい開発分野や得意分野を考慮したうえで、習得を目指すとよいでしょう。


▼Pythonのフリーランス向け案件情報はこちら
▼Javaのフリーランス向け案件情報はこちら
▼PHPのフリーランス向け案件情報はこちら

業務を円滑に進めるコミュニケーション能力を磨く

週2日~3日の案件を正確にこなすには、コミュニケーション能力が欠かせません。自分は週に3日しか稼働していなくても、他のメンバーは週5日フルで稼働している、というプロジェクトも珍しくありません。そのため、自分の作業が他のメンバーの作業やプロジェクト全体に悪影響を与えないように引き継いでおいたり、作業の進捗状況をこまめに共有したりといった細かいコミュニケーションが求められます。

人脈を大切にする

人脈を大切にすることも、安定して案件を受注するコツの1つです。フリーランスエンジニアが仕事を受注する手段として、多いのはエージェントや求人サイトからの紹介ですが、知人や友人からの紹介も珍しくはありません。


SNSなどでエンジニア同士の交流を図ったり、勉強会やセミナーに参加したりと、人脈は築いておいて損はありません。過去に一緒に仕事をしたメンバーとのつながりも維持しておくと良いでしょう。

スケジュール管理や自己管理に気を配る

週2日~3日だけの案件をこなしていくには、スケジュール管理や自己管理も大切です。複数案件をかけもつのであれば、より一層スケジュール管理には気を配らなければならないでしょう。また、フリーランスの場合は有休などもありませんので体調管理や自己管理が必須です。休みが多いといっても、生活リズムを乱すことがないような工夫も必要です。空いた時間はスキルアップに充てるなど有効活用していきましょう。


フリーランスが週2~週3案件を獲得する方法

フリーランスが週2~3案件を獲得するには、主に以下の3つの方法があります。


  • クラウドソーシングサービス
  • フリーランスエージェント
  • 友人・知人の紹介

クラウドソーシングサービス

1つ目の方法はクラウドソーシングサービスの利用です。クラウドソーシングは手軽に案件を受注でき、手間もかかりにくいため、副業での利用がおすすめです。案件数があまり多くなく、手数料もかかってしまうため、本業として利用するのはあまりおすすめできません。


いきなり独立するのではなく、まずは副業として週2~3日の案件にチャレンジしたいという方が使うと良いでしょう。クラウドソーシングサービスを利用したい方は、大手の「クラウドワークス」か「ランサーズ」に登録することをおすすめします。

フリーランスエージェント

2つ目の方法はフリーランスエージェントの利用です。フリーランスエンジニアに最もおすすめの方法です。案件数が豊富で、エージェントに自分に合った案件を紹介してもらえるため、希望に合った案件を見つけやすいというメリットがあります。


営業や条件交渉を代行してもらえたり、税務処理のサポートやキャリアプランについての面談などを受けられるため、フリーランスエンジニアの方はぜひエージェントを有効活用しましょう。

友人・知人の紹介

3つ目の方法は、友人や知人の紹介です。エンジニアには人脈も大切で、友人や知人から案件を紹介してもらえることもあります。信頼できる相手からの紹介なのでトラブルになりにくく、クラウドソーシングなどと違って手数料もかかりません。


フリーランスが週2~週3案件を獲得するためのおすすめサービス

最後に、フリーランスが週2~週3日案件を獲得するためのおすすめサービスを3つご紹介します。


  • ITプロパートナーズ
  • Workship
  • BIGDATA NAVI

ITプロパートナーズ

画像引用:ITプロパートナーズ

「ITプロパートナーズ」は、週2日からの案件紹介に特化したフリーランス向け求人サービスです。稼働日数週3日までの案件が3000件を超えており、圧倒的な求人数に定評があります。ベンチャーやスタートアップ企業が募集している案件が多く、トレンドの技術を取り入れた案件に参画しやすいのも魅力です。


案件数(週3日まで) 約3,600件(2023年3月現在)
福利厚生・サポート スタッフによる案件サポートなど
特色 リモートワーク案件の多さ
運営会社 株式会社Hajimari
公式サイト https://itpropartners.com/

Workship

画像引用:Workship

「Workship」は、フリーランス、副業人材専門の求人サービスです。求人を探すだけでなく、エージェントのサポートも受けられるため、自分に合った案件を探しやすいのがメリットです。週3日以下の案件も多く、分野の幅も広いため、登録しておいて損はないでしょう。


案件数(週3日まで) 約90件(2023年3月現在)
福利厚生・サポート 相談窓口・エージェントサービスなど
特色 無料で副業・フリーランスをサポート
運営会社 株式会社GIG
公式サイト https://goworkship.com/

BIGDATA NAVI


「BIGDATA NAVI」は、AI・データ分析に特化したフリーランスエージェントです。他のサービスではAI・データ分析関係の週2~3日案件はあまり多くはありませんが、このサービスでは200件を超える案件が紹介されています。報酬単価も高めなため、AI・データ分析領域専門で活動したい方はぜひ利用してみてください。


案件数(週3日まで) 約250件(2023年3月現在)
福利厚生・サポート スタッフによる案件サポートなど
特色 AI・データサイエンス特化
運営会社 エッジテクノロジー株式会社
公式サイト https://www.bigdata-navi.com/

関連記事Related Posts