サーバーサイドエンジニア案件の単価は?フリーランスで独立する前に
IT/Web業界で活躍する技術職のひとつに「サーバーサイドエンジニア」があります。クライアントサイドではなくサーバー側で動作するシステムの開発、保守・運用といった案件は安定した需要があり、正社員として働いた後、独立してフリーランスの道を選ぶエンジニアも増加しています。
この記事では、サーバーサイドエンジニアの単価相場や年収、フリーランスとして独立する方法などを解説します。仕事やスキル、将来性なども見ていきましょう。
目次
フリーランスのサーバーサイドエンジニアという働き方
IT業界の慢性的な人手不足や働き方改革への関心などを背景にフリーランスで働くサーバーサイドエンジニアが増加しています。インターネット決済やWebシステム、クラウドサービスなどが世の中に浸透した結果、そのようなシステムを稼働させるためのプログラムの開発需要が伸びています。
サーバーサイドエンジニアとして会社員で2・3年働いた実績があれば、フリーランスでも仕事は見つかりやすいでしょう。企業においても優秀なエンジニアの確保が戦略上の重要なポイントとなっているため、スキルのあるエンジニアは独立して稼ぎやすい状況です。
サーバーサイドエンジニアとは
ひとくちに「エンジニア」と言っても専門領域は多岐にわたります。サーバーサイドエンジニアは、その名の通りサーバー側で動作するシステムやソフトウェアの開発を手掛けるポジションです。
クライアント側の処理を担当する「フロントエンドエンジニア」と対比して「バックエンドエンジニア」と呼ばれる事もあります。
ただし、バックエンドエンジニアは主にWeb系の開発業務で使用されることが多い職種名です。それに対して、サーバーサイドエンジニアという職種は、基幹系システムなどの開発を行うポジションでも使用される点に留意しましょう。
以下でサーバーサイド案件の基本となる業務内容やスキルについてみていきましょう。
サーバーサイドエンジニア案件での業務内容
フリーランスのサーバーサイド案件について具体的な業務や仕事内容までは、まだまだ一般的に広く認知されているとは言えないでしょう。ここではサーバーサイドエンジニアが準委任や請負契約で受託する業務委託の仕事について詳しく紹介していきます。
プログラミング
サーバーサイドエンジニアはプログラミングスキルを活かして、システムへの機能実装やデータ処理を行います。開発に使われる言語の傾向で割合が高いのはJavaやPHPです。まだまだ少数ですが、GoやPythonを採用するプロジェクトもあります。複数の言語での開発経験があると参画できるプロジェクトの幅が広がるでしょう。
実際の開発業務では、プログラミング言語以外にもMacの「ターミナル」やWindowsの「コマンドプロンプト」といったツールへの理解が必要になるので覚えておきましょう。
各種ソフトウェアや外部サービスの設定
サーバーサイドエンジニアは、システム設計や構築業務を担当しますが、すべての案件で0からシステム構築を行うという訳ではありません。IT製品やパッケージの導入を担当することもあります。「ミドルウェア」や「OSS」「クラウド」など既製品のシステムを導入して、初期段階の共通開発工程を省いているのです。
ミドルウェアはOSとアプリケーションの中間を取り持つシステムです。また、サーバーサイドエンジニアはアプリケーション間の機能移植やサービス連携の設定といった業務を担当する事もあるので留意しておきましょう。
インフラ関係
サーバーサイドエンジニアは必要に応じてインフラ関係の領域にまで手を伸ばす事もあります。AWSやGCPなどのパブリッククラウドを利用するプロジェクトも増えてきており、そのような場合にサーバーサイドエンジニアがサーバーのセットアップやデータベースの設定などインフラ周りも担当することがあります。
インフラ業務はインフラエンジニアを別途用意していないプロジェクトでフルスタックエンジニアと呼ばれるエンジニアが担当するケースも多いです。開発のほかに、サーバー、OS、ネットワークなど一連のIT知識が必要です。
サーバーサイドエンジニアに必要なスキル
エンジニア職は細かく専門領域が分岐しているため、何となくIT関係の知識・技術を身に付けるだけでは目的とする職種に就く事は難しいです。ここからはサーバーサイドエンジニアに求められるスキルをご紹介します。
開発スキル
まず第一に、サーバーサイドエンジニアにはシステムを構築するための開発スキルが求められます。具体的には「フレームワーク」「データベース」「サーバー・ミドルウェア」という3つのポイントを押さえておきましょう。
フレームワーク
サーバーサイドエンジニアが開発を効率的に進めるためには、フレームワークの知識を深めておく事が要求されます。フレームワークとは予めある程度の機能を持った汎用的な機能群の枠組みです。実際の現場ではこうしたフレームワークを活用してプログラミングの手間を省くケースも多いので覚えておきましょう。なお、フレームワークは各プログラミング言語に対応したものを使用するので、個別に知識を身に付ける必要があります。
データベース
サーバーサイドエンジニアが携わる開発案件には、企業のデータベース構築に関するものも少なくありません。膨大な情報を管理・運用するシステムを開発するには「MySQL」「SQL Server」「Oracle」などの知識や取り扱いスキルが求められます。また、重要な情報を守るためのセキュリティに関する知識があると重宝されるので覚えておきましょう。
サーバー・ミドルウェア
サーバーの扱い方や各種ミドルウェアに関する知識はサーバーサイドエンジニアにとって基礎的なものです。サーバー環境を適切に構築出来なければ、そのサーバー上で稼動するシステムやアプリケーションは正常に動作しないでしょう。なお、代表的なwebサーバーには「Apache」や「Nginx」などが挙げられます。
開発環境(OSと仮想環境)
システムを開発するにあたって、そのための作業をする開発環境を整えるというのもサーバーサイドエンジニアに求められるスキルです。具体的にはPC上のOSと仮想環境がこれにあたります。OSと言えばWindowsやMacが有名どころですが、開発環境のOSとしてはLinuxと呼ばれるものがメジャーです。
仮想化サービスを利用してPC上にLinuxの仮想環境を構築し、そこへ開発に使用するプログラミング言語をインストールします。仮想化サービスは「VirtualBox」や「Docker」などが有名です。
フロントエンドのスキル
サーバーサイドエンジニアが裏方であるのに対してユーザーが実際に目で見て操作する画面の事を「フロントエンド」と呼び、これを開発・実装するエンジニアをフロントエンドエンジニアと呼びます。
フロントエンドのスキルは一見サーバーサイドエンジニアには不必要に思われますが、実際にはサーバーサイドエンジニアもこれらのスキルを身に付けておくと仕事上で役立ちます。
HTML・CSS・JavaScriptといったフロントエンドの知識が豊富なサーバーサイドエンジニアは仕事の幅が広がるので心に留めておきましょう。
サーバーサイドエンジニアの単価相場・年収
一般的に高収入なイメージもあるサーバーサイドエンジニアの収入や単価相場について気になる人も多いでしょう。ここでフリーランス・会社員の双方でサーバーサイドエンジニアの年収事情をご紹介します。
サーバーサイド案件のフリーランス単価相場
フリーランスの場合、サーバーサイドエンジニアの単価相場は実務経験の年数に応じて大きく変動します。IT向けのフリーランス案件紹介サイト「フリーランススタート」による2019年の調査によれば、週5日勤務の常駐案件を基準とすると実務経験1年未満のサーバーサイド案件は月収25万~30万円程度です。
実務経験1年以上になると月収約30万円~45万円、5年以上の実務経験があれば75万円~100万円程度を1ヶ月で稼ぐ人も居ます。仕事を探すサイトやエージェントによっても単価が変動する点には注意しておきたいところです。
サーバーサイドエンジニアの平均年収(会社員)
一方で企業勤めで正社員のサーバーサイドエンジニアの場合、求人サイトIndeedの調べで平均年収は約543万円となっています。もちろん勤続年数や本人の能力、さらに勤務地が首都圏か地方かによっても年収が変動するので一概に高給取りという訳ではありません。
しかしIT技術職の平均年収が凡そ460万円程度という事を鑑みても、サーバーサイドエンジニアの収入は高い水準にあるといっても良いでしょう。
サーバーサイドエンジニアに必要な言語
エンジニア職が必要とするプログラミング言語はそれぞれの専門分野によって異なります。サーバーサイドエンジニアが身に付けておきたい言語は以下の通りです。
コンパイラ型言語
人間の言葉であるプログラミング言語をコンピューターが認識出来る機械語に変換する作業をコンパイルと呼び、機能実装にコンパイル処理が必要な言語をコンパイラ型言語と言います。サーバーサイドエンジニアが押さえておきたいところではJava・C・C++などがあるので覚えておきましょう。
コンパイラ型言語は実装に変換処理を必要とするものの、プログラムの実行速度が早いというメリットがあります。そのため、大規模なシステム開発によく用いられる傾向があるのです。
インタプリタ型言語
JavaScript・PHP・Python・Perl・Rubyなどの言語はインタプリタ型言語と呼ばれています。これらの言語はコードを記述する度に機械語に変換する事でコンパイル処理を省くので、コードの確認や修正が容易です。これによってプログラムの実装速度が向上するため、小規模開発を効率良くこなすのに向いています。
一方、コンパイラ言語ほどプログラムの実行速度が早い訳ではないので注意しましょう。
フリーランスのサーバーサイドエンジニアになる前に
サーバーサイドエンジニアに限った話ではありませんが、フリーランスとして生計を立てる事は簡単ではありません。予め心得ておきたいポイントを押さえた上で独立を目指していきましょう。
サーバーサイドエンジニアのキャリアパス
サーバーサイドエンジニアを目指すにあたって、まずはキャリアパスを明確にしておく事が重要です。人によって道のりは様々ですが、一般的には下記のような流れがサーバーサイドエンジニアのキャリアパスと言えます。
開発会社で受託/常駐案件を担当する
エンジニアの多くは開発会社に所属しており、クライアントの要求に応じて開発案件の受託や常駐での出向開発を行います。開発会社に所属する事で多種多様な案件に携わる事が出来る可能性が高いので、サーバーサイドエンジニアとしての経験を積むには適していると言えるでしょう。
事業会社で自社システム・サービスの開発に携わる
自社でサービスやシステムを展開している事業会社にサーバーサイドエンジニアとして所属すれば、社内での開発案件に携わる事が出来ます。この場合、案件定義や設計といった上流工程から参加出来るので開発会社とは違った経験を積む事が可能です。その反面、身に付く知識やスキルが偏りがちなる点には注意してください。
フリーランスとして自由な働き方をする
本稿のテーマであるフリーランスのサーバーサイドエンジニアとして活躍している人も少なくありません。基本的に成果主義となるので自分の頑張り具合が直接収入に反映されるというのがモチベーションに繋がる働き方です。実務スキルの向上と併せて、仕事を獲得するための営業スキルも磨いておくようにしましょう。
ただし、前述の通りフリーランスのサーバーサイド案件は実務経験の有無が収入に大きく影響します。そのため、独立直後から収入を安定させるためには独立前にサーバーサイドエンジニアとして企業に就職しておくのが効率的です。
未経験から目指す場合は実務経験が必要
一般的にサーバーサイド案件は企業での開発経験者が優遇されているため、未経験者が案件を勝ち取るためには実務経験またはそれに準じる実績が必要になります。
ここでは未経験からサーバーサイドエンジニアを目指すためのポイントを見ておきましょう。
まずは独学で勉強する
プログラミング技術に関しては独学で習得する事も不可能ではありません。まずは自分との相性を見極めるという意味でも、独学で勉強を進めてみるのが良いでしょう。関連書籍も多く出回っていますが、Progateやドットインストールといったオンライン上の学習サイトを利用してみるのがおすすめです。
それらの無料で活用できる学習教材を用いてRuby・HTML・CSSなどについて理解を深めてみましょう。サンプルコードや実際に動くシステムの作成まで漕ぎつける事が出来ればベストです。
未経験可の求人に応募する
一般的には即戦力が要求されるサーバーサイド案件ですが、エンジニア不足が慢性化している事情から企業によっては未経験者でも可能なサーバーサイド案件を公開しているところもあります。独学で実務レベルの知識と技術を身に付ける事が出来たら、こういった未経験可の求人に応募してみるのも良いでしょう。
プログラミングスクールで学習
独学では限界を感じる、あるいはどこから手を付けたら良いか分からないという場合にはプログラミングスクールの利用がおすすめです。優良校を見極める必要がありますが、学校選びに成功すれば手厚い就職サポートや学習支援体制が手に入ります。ただしスクールの多くが首都圏に集中している点や、安くない費用面については十分な検討が必要になるでしょう。
サーバーサイドエンジニアが持っていると役立つ資格
サーバーサイドエンジニアが持っていると役立つ資格をご紹介します。
基本情報技術者試験
基本情報技術者試験は、IPA(情報処理推進機構)が運営する国家試験です。1970年に前身である「情報処理技術者試験」が創設され、それから50年以上も実施されている歴史ある国家試験です。エンジニアの基本的な知識を網羅しており、ICT関連企業で働いているもののシステム開発経験の浅い人をターゲットとしています。
試験範囲が広いのが特徴で、テクノロジー(技術的内容)系、マネジメント(管理的内容)系、ストラテジー(業務的内容)系の3種類に分類されます。国家試験であることから、特定のプログラミング言語や製品に依存しないベンダーフリーな内容なのが特徴です。
応用情報技術者試験
応用情報技術者試験は、同じくIPA(情報処理推進機構)が実施する国家試験です。前述の基本情報技術者試験とは異なり、高度IT人材に求められる応用的知識やスキルが出題されます。ITを活用したビジネス戦略を立てられること、独力で生産性の高いシステム構築ができること、などが求められます。
試験内容はテクノロジー系、マネジメント系、ストラテジー系の3つ。出題範囲は基本情報技術者試験と同じですが、より細かく出題されるため難易度は高いです。試験時間は「午前部門」と「午後部門」に分かれており、午前が多肢選択式で、午後が記述式の問題となります。合格率は20%前後といわれています。
システムアーキテクト試験
システムアーキテクト試験は、IPA(情報処理推進機構)が行う国家試験です。IT業界で「SA」と略されるシステムアーキテクトは、「情報処理技術者試験」の区分のひとつで、レベル4よの最高難易度を誇ります。合格率は10%前後です。
システムアーキテクトでは、クライアントが理想とするビジネスモデルを実現するために、システム構築の側面からどのようにアプローチできるかを考えなければなりません。「システムの全体像」を見通しながら開発を進めるほか、マネジメント業務トラブル解決のスキルが必要不可欠です。
試験ではシステムの企画や戦略をはじめデータベース、セキュリティ、AI・ビッグデータなど網羅的に出題されます。
PHP技術者認定試験
PHP技術者認定試験は、PHP技術者認定機構が運営する認定試験です。試験名のとおりPHPの習熟度をはかるもので、試験レベルや試験区分が細かく分かれています。
試験レベルは「初級」「上級・準上級」「ウィザード」の3つに分類され、試験区分は「PHP5の初級/上級・準上級」や「PHP7の初級/上級・準上級」など、PHPのバージョンに応じてカテゴリー分けされています。
問題数は40〜60問(レベルや区分で異なる)の選択式で、コンピューターにて実施。初級はPHPの基本的な内容が問われ、レベルが上がるにつれて実践的、応用的な内容が問われます。
Oracle認定Javaプログラマ
Oracle認定Javaプログラマは、Oracle社が提供する資格です。プログラミング言語「Java」の技術力が問われ、資格はブロンズ(初級)、シルバー(中級)、ゴールド(上級)の3段階に分かれています。
ブロンズはJava未経験者向け、シルバーは上級者指導のもとで開発を行える人向けです。ゴールドは、設計者の意図を理解できるうえ、独力でシステム・機能実装ができる人に向いています。ゴールドを受験する場合のみ、シルバーの資格保有が条件です。
Ruby技術者認定試験
Ruby技術者認定試験とは、非営利団体「Ruby Association」が運営する民間資格です。プログラミング言語「Ruby」のスキル習熟度をはかる試験で、Rubyベースの設計や開発を行うエンジニア、Rubyによるシステム提案を行うコンサルタント、Rubyを学ぶ学生などをターゲットとしています。
同試験は2007年に始まり、現在(2022年時点)では「シルバー」と「ゴールド」の2種類のレベルが用意され、試験時間は90分で、50問の問題が出題されます。シルバーでは文法や組み込みライブラリ、オブジェクト指向などの基本的なスキルが問われるのが特徴です。ゴールドになるとさらに細分化され、応用的な内容が問われます。
Linux技術者認定試験(LPIC)
Linux技術者認定試験は、サーバー管理やWebアプリ開発などの場面で使われるOSである「Linux」のスキルを問う試験です。Linuxによる試験には「LPIC」と「LinuC」の2種類があり、LPICは世界180ヶ国以上で展開されています。対するLinuCは、日本市場向けに創設されたLinuxの技術者認定試験です。
LPICの試験は、レベル1、2、3のグレードに分かれており、1はLinux管理者向け、2はLinuxエンジニア向け、3はLinuxエンタープライズ・プロフェッショナル向けです。出題数は全グレード60問で、選択式と記述式の2つが行われます。合格ラインは得点率65〜75%です。
サーバーサイド案件の今後の動向、将来性
最後に、サーバーサイド案件についての一般的な動向・将来性についてご紹介しておきます。自身のキャリアプランを考える参考にしてみてください。
実力主義のため資格や学歴は重視されない
サーバーサイドエンジニアに限らず、エンジニア職は基本的に実力主義です。仕事で能力を発揮する事が出来れば、それは次の仕事や収入アップに繋がります。特定の資格や学歴が重視されないという点では、未経験からでも十分に目指す価値があると言えるでしょう。
ただし、関連資格については実力の証明になるので取得しておいて損はありません。時間に余裕がある場合は挑戦してみると良いでしょう。
社会貢献的なやりがいと大変さがある
サーバーサイドエンジニアが担当する業務領域は、クライアントや自社の企業活動を支える根幹的な部分です。そのため、自分の仕事が社会貢献になっているというやりがいはこの仕事の大きな魅力と言えます。
逆に言えば、自分が開発したシステムに不具合が生じた場合は納品先に大きな損害をもたらしてしまう可能性も孕んでいるのです。サーバーサイドエンジニアという仕事は、やりがいと責任が表裏一体となっています。
世の中に役立つ実感は大きい
自分が開発・構築したシステムが日々動作していると、エンジニアとして世の中の役に立っているという大きな実感が得られます。今や生活の一部とも言えるSNSやECサイト関連のような案件であれば特に顕著でしょう。
表面的には直接目に見えずとも、自分のスキルが世の中を便利にしているという感覚を味わう事は中々出来ません。
IT化が進む現代ではサーバーサイドエンジニアの需要は今後も高い水準を保つと予想されています。サーバーサイドエンジニアは活躍の場が多く「求められている仕事」なのです。
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